音と香りで心身を整えるセラピー。
さらに数秘セッションや波動測定器を使って、
自分と向き合い笑顔の時間を増やすお手伝い。
プライベートサロン
『じぶんサポートサロン HANON(ハノン)』
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久しぶりに家族4人揃っての夕飯だった。
次男が、大学受験の話をし始めた。
そして、長男が「決まったら、バイトするんでしょ?どんなことするの?」
と聞くと、
「何しようかな?将来に役立つことがしたいな。」
と、ちょっと予想外の答えが返ってきた。
長男は「見た目だけで、時給も安くてこき使われるところはやめた方がいいよ。」
と、アドバイスしていた。
これは、自分がいくつかバイトをやってきて感じたことなのだろう。
最初のうち、バイトを決めてきては3、4ヶ月で辞めて次のところ、
とやっていた彼に、少し不安だった。
でも、基本我慢強く継続する力は誰よりもある子なので、
本当に何かが合わなかったのだろう。
社会勉強だから良しとしよう、と何も言わずに見守ってきた。
「今のところは理想的。」
確かに、今のところは1年以上楽しそうに働いている。
「何がいいの?」と次男が聞くと、
「外国の人と関われるし(インド料理店でインド人と常に一緒)、時給も良いし。
レジ締めもさせてもらってるから、売上とかもわかって勉強になる。」
と答えていた。ちゃんと社会勉強してるんだ、と感心してしまった。
私がバイトをしている時は、ただただお小遣い稼ぎのためにやってたけど。
次男は「引っ越しやがいいかな。」と言った。
理由は、「知らない町並みも見れるだろうし、家の作りとかも見れるから。」と。
建築科に進みたい彼は、そんな風に考えているのかと、
なんだか何も考えてなさそうで意外としっかり考えていることに、
これまた成長を感じた。
「ところで、将来何になりたいの?」と次男が長男にたずねた。
すると「わかんない。いろんな人と話して、自由でいられる仕事。」
おっと、そこは次男の方が固く将来を見据えていたか。
長男は留学したいと言っているので、
広い世界を見て来るのが彼には必要なんだろうな、と納得させられた気がした。
兎にも角にも、知らぬ間にこんな風に物事を考えられるように
子供たちが育っていたことに、母としてはなんだか嬉しくなった。
これからの未来を担っていく子供たちには、
大きく羽ばたいていって欲しい。
そして、私。
自分もしっかりと自分のやりたいことに向かって進んでいこう。
年齢は関係なく、自分のやれる、やるべきことを。
それぞれの人生をしっかりと生き、それぞれを尊重しあえる家族。
そんな家族があるから、社会でもがんばっていける。
家族が励みになると実感した、一家団欒のひと時だった。