伊號第四百潜水艦 | 常常日記

伊號第四百潜水艦

ハワイオアフ島に
沈んでいた
第二次大戦中に
建造された
日本の潜水艦が
発見されました。



この潜水空母は
3機の特殊攻撃機『晴嵐』を搭載し
地球一周半の航続距離を誇っていました。

アメリカ本土への細菌攻撃や
パナマ運河への攻撃を
意図して建造されましたが

山本五十六の戦死、


細菌兵器に人道的立場から
反対した梅津美治朗の存在、

そして完成時の1944年には
すでに本土周辺の制海権、制空権を
喪失しており、
活躍する余地は残されていなかった。

艦長は日下敏夫中佐でした。

日本とオーストラリアの中間点にある
ウルシー環礁の機動部隊奇襲作戦に
出撃中にポツダム宣言があり
日本に帰還途中に
アメリカ海軍部隊に拿捕され
軍艦旗が星条旗に取り替えられたのを
涙をこらえて眺めていたのでした。


この伊400号は
1960年代に
原子力潜水艦が出現するまで
世界最長の潜水艦でした。122Mもありました。


1945年9月15日に除籍となり
1946年1月アメリカ本土に回航し技術調査を受け


   6月4日にオアフ島沖で
   実艦標的として
   無人艦は撃沈処分となりました。


オアフ沖での撃沈の様子はここ!