西洋トイレの正しい使用法 | 常常日記

西洋トイレの正しい使用法

まずはこの写真をみてほしい。 有名なローマの公衆トイレである。


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では、実際、どのようにして使われていたのであろうか?

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右のように腰掛けて使ったのでしょうか? 残念ながら、正解は、左のようにしゃがんでスクワットしながら使いました。 ローマ人は、トーガという服を着ていて、しゃがんだときも、ちゃんと前が隠れるようになっていたのです。

実は、西洋でも、王族と体に障害のある人以外は、19世紀の中ごろまで、皆、スクワットしながら、用をたしていました。(笑)。

では、いまなぜスクワットが見直されつつあるのでしょうか?

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スクワットをすると、直腸と肛門道がまっすぐになります。

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     80%の直腸、大腸がんは、上図の青いところに発生します。
これは、座って用を足すと、全部が綺麗に排泄できず、溜まってしまうからです。
   大便が滞ってしまうのは、盲腸、結腸、直腸の病気の主原因です。




ところが、日本古来のウンチングポジション(スクワットともいふ(爆))をとると、
腸内に残滓が残りにくく、綺麗に排泄されます。

また、虫垂炎にもかかりにくくなります。 
西洋でも、19世紀中ごろ以前には、虫垂炎にかかる人はほとんどいませんでした。

このようにしゃがんで用を足すと、お腹に自然に圧力がかかり、盲腸は右の太ももで圧縮されて空になり、異物がはいりにくくなり、無理に不自然な姿勢でふんばることもなくなり、息を無理にとめたり下に押し込んだりする必要がなくなり、勢いよく排泄され、排泄時間も短くなります。

こんな良い事尽くめのスクワットだったのに、なぜ、西洋社会は、間違った道を歩んでしまったのでしょうか?

それは、産業革命により、一般庶民の家庭にも、配管が行き渡るようになり、数千年もの間、王族だけが許されていた椅子に腰掛けての排泄を、一般庶民も真似するようになったからです。

人間生理学も知らないままに、それが人々の生活を豊かにするであろうと信じていたのです。

腸には開いたり閉じたりするバルブがあるのですが、座って用を足すと、このバルブがうまく機能しません。
しゃがんで用を足すと、開閉が正しく行われます。
したがって、便秘の予防にもなります。

では、さっそく今日から、便座の上にしゃがんで、日本古来のウンチングポジションをとり、健康で快適な生活をお過ごしください。

TOTOよ、至急、新しい製品を開発すべし。
全人類の健康のために!(爆)


追伸:もし、NYCの古いアパートにお住まいの方で、この方法を実際に試される方、便器ごとひっくり返ったりしても当局は、一切責任を負いません。 また、シルクドソレイユなみのバランス感覚も要求されますので、医師とご相談のうえ、挑戦してみてください。


参考文献:naturesplatform.com
http://www.voynich.com/folios/f77v.jpg