実態と合わない規制 | 福岡の弁護士 矢口耕太郎のブログ

福岡の弁護士 矢口耕太郎のブログ

福岡市にある鴻和法律事務所の弁護士矢口耕太郎のブログです。

福岡市が電動キックボードを自転車と同様に乗れるように特区を提案したとのニュースが出ました。

https://www.asahi.com/articles/ASM244PQXM24TIPE018.html

 

今はフルの電動自転車も自転車扱いになっておらず、自転車と同じようにするために「人の力を補うため原動機を用いる自転車」として、電動アシスト自転車という形になっていますよね。

 

電動キックボードも今はフル電動自転車と同じ形で原付バイクの扱いになっているのだと思います。

 

確かにキックボードにナンバーや方向指示器をつけて、道路を走るというのは、全く実態に合わないと思います。

 

自転車と同様にしてほしい、というのはその通りかなと。逆に原付バイクと同じように乗られたら危ないですね。


電動キックボードなら、自転車置き場にも入りそうですね。

 

法律は国会議員が作るもので、規制緩和をするにしても中々手続が進まず、どうしてもモノ作りの進化のスピードに比べて遅れていく傾向があります。

その中で、行政が積極的に特区を使って規制緩和にもっていくというのは、よりスピーディな成長を実現するという点で個人的に良いと思います。

 

是非特区を実現してほしいです。