城陽市議会は、9月12日に開会しました。
今日、13日が総務常任委員会
14日は福祉文教常任委員会
15日は建設水道常任委員会
一般質問は、21日、22日、26日、27日、そして29日が最終本会議です。いずれも開会は午前10時から。どなたでも傍聴ができます。
さて、今議会は、注目すべき問題が山積みです。
とくに、二つのことを今日は書いておきたいと思います。
一つは、15日の建設常任委員会で報告予定の、山砂利採取地から有害物質が検出された、という問題。新聞報道によれば、基準値の2.4倍もの総水銀が検出された、というのです。
http://www.rakutai.co.jp/news/today/001.html (洛南タイムスより)
これは、大変なことです。大規模な汚染の恐れはない、などといっている場合ではありません。
このあいだ、10トンダンプで16300台分の産業廃棄物が素堀りの砂利採取跡に投棄していたことが問題になりましたが、京都府は、このごく一部を撤去し、あとは盛土をしてすませようという方針です。
水銀は、人為的要因によって検出された、とされています。人為的要因を徹底して排除することこそ、市民のいのちと安全を預かる行政の一番の仕事ではないでしょうか?委員会での審議に注目が集まっています。
もう一つは、定数削減の問題です。今日の「城南新報」に報道されていましたが、自民党議員から、定数削減条例を今議会で提出する旨が伝えられたものの、同じ与党会派から難色を示す声がだされ、足並みがそろっていない、といわれています。
もともと、私たち日本共産党は、市民の声を届かなくする定数削減には反対です。市民の信託に応えて、議会活動の活発化こそやるべきことです。足並みがそろってない、というのですが、昨年すでに定数削減を求める請願書に与党議員は、賛成しているのですが・・・市民的には大変わかりづらい構図です。
議会定数は、党利党略ではなく市民の声がどうすれば反映されるのか、という本筋をしっかり踏まえてすすめるべきだ、というのが僕の意見です。市民の声が届かなくなる定数削減論議は、混迷の度を深めざるをえないでしょう。