西日本高速道路株式会社へ住民団体のみなさんと要請にいってきました! | 城陽発☆くまちゃんのダイエット&読書部屋

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第2名神高速道路建設予定地の近隣住民らで結成する「ストップ・ザ・第2名神城陽の会」(会長・土居靖範立命館大学教授)は7月27日、西日本高速道路株式会社・関西支社を訪れ、「第2名神は建設中止すべき」との要望書を石井孝・同社会長宛に提出しました。



 要望書は、同会の安田豊、太口武子副代表が手渡し、三宅勉事務局長が要望事項を詳しく説明。西日本高速道路株式会社・関西支社からは、総務企画部総務グループの高上寿リーダー、同部企画調整グループの小笹浩司リーダー、建設事業部建設事業統括チームの福田美文リーダーらが応対しました。

 三宅勉事務局長は、「ムダな高速道路は建設しない」「40兆円の債務を減らす」との小泉内閣の高速道路建設にかかわる基本方針は、国民への公約であり、西日本高速道路株式会社は、この国民公約の履行を最優先すべき、との立場から、交通需要の減少、環境破壊など建設の問題点を詳しく説明しながら、建設中止を強くもとめました。

 これに対し、西日本高速道路株式会社・関西支社の担当者は、「要望書の趣旨は、本社の石井会長にお伝えする」としながら、第2名神の「大津~城陽・八幡~高槻」間の建設に関しては、「2月の国幹会議で、建設に関しては3年間凍結し、周辺ネットワークの交通需要の変化など状況を判断して、あらためて検討する」とあることなどから、「同支社としては、コメントする立場にない」、と要望書への正式回答についての明言を避けました。


 懇談のなかでは、現在の名神の渋滞の実態について、「交通集中による自然渋滞の回数が、平成16年度、吹田~彦根間で700回発生していること」などが明らかにされました。参加者からは、「交通需要に関するデータが具体的な数字で明らかにされたことは重要だが、このデータがただちに第2名神の『大津~城陽・八幡~高槻』間の建設の必要性と結びつくわけではない。今後は、近隣の自治体住民など、横の連携をはかりながら、建設中止をさらに働きかけていきたい」との声があがっています。

なんと、大阪・堂島の申し入れ会場にいくと、読売テレビがカメラクルーを連れて、取材にきていました。関心の高さを示していますよね。


 写真は、要望活動のあと、インタビューを受ける、三宅勉事務局長です。

 今回の要請行動には、いいだ薫城陽市議も同行しました。インターチェンジができる予定の地元の議員さんです。

 「地元では、インターチェンジがどこにできるのか?それによる影響は?など心配の声があがっている。地元への説明責任をしっかり果たすべき」と発言、頼もしい限りです。