膝伸びきらないのサイン
昨年からトレーニングさせて頂いている40代女性クライアントの話です。
ある日、歩行中に膝に違和感を感じたそうです。数日後には、休み休み歩かなければいけない状態になってしまいました。
この数日の期間に何か起きたのか?
それとも、
不良動作の蓄積が出てきたのか?
そこを見極めるところからスタートしました。
目次
1.見極め方
2.アプローチ方法1例
3.まとめ
1.見極め方
日常生活からの蓄積なのか
膝に違和感が出てからなのか、その部分考えていきました。
そもそも効率が良い機能的な動作をしていれば、膝に違和感は出ません。
なので、日常動作のクセが痛みの原因になったのだと推測しました。
しかし、
違和感が出て1週間も経たないうちになぜ休みながらしか歩けなくなったのでしょうか?
まず、
日常生活動作のクセは
膝を使い過ぎてしまう理由を動作から分析しました。
スクワットやバンザイ、体幹回旋動作。
今回の特徴は、
・膝を使いやすい
・右肋骨が内旋気味
・ハムストリング硬め
・左腸腰筋タイトルさん
という具合でした。
そして、
数日間で悪化した理由は、問診しました。
問診という程のものでは有馬さんが、
聞き込みしました。笑
そうしたら、
膝に違和感を感じて
すぐに、
サポーターを装着し続けていた
ということがわかりました。
関節を保護するツールですが、
場合によっては保護しすぎて関節の機能をなくしてしまう恐れもあります。
今回は、悪い方に作用してしまいました。
ギブス固定などを1週間つけているだけで、
関節周りに脂肪体が溜まり動きが悪くなります。
そして、
サポーターのように収縮力が強いものだと
血管を圧迫してしまい新しい栄養が届きにくくなるおそれもあります。
これが、すぐに悪化した原因だと感じました。
2.アプローチ方法1例
まずは、サポーターは出来るだけつけないようにしていただきました。
次に、
ハムストリングの徒手抵抗を使ったストレッチを行いました。
大腿四頭筋も硬くなっていたので相反薬性で緩めてみました♪
その後、膝裏をマッサージ(自宅でゴリゴリしてもらいました。
数日後、
膝以外のアプローチ。
右肋骨を外旋するようにバンザイ体操や左腸腰筋を伸ばすようなセルフストレッチをしました。
腸腰筋を伸ばすときは、膝が伸展していることがポイントですよ~^_^
そうすると、
膝裏の筋肉が緩み
膝のお皿が動きやすくなっていました。
ここまでくると、膝の痛みは無くなります。
3.まとめ
膝に違和感があるからといってすぐにサポーターに頼らないようにしましょう♪
専門家の判断後に使いましょう!
マッサージなどでは、根本解決ができません。
痛みの原因になっている動作をみつけ、アプローチしましょう。
この原因動作は、人それぞれあります。
治療家やトレーナーだけが把握しているのではなく、自分でも把握しておきましょう。
必ず、日常生活動作に変化が出るはずです。
最後に、
膝が痛いからといって膝に原因があることはほとんどありません。
例えば、半月板損傷や靭帯損傷、軟骨損傷などを事故でしてしまった場合は別ですが。
もし、自爆系で痛くなっているのであれば、膝以外の原因をみつけることをおすすめします♪
1人で探すのが難しければ、いつでもお手伝いします♪
それではこの辺で~♪
最後まで読んでいただきありがとうございます。
See you tomorrow🤣
やごたく
お問い合わせ
https://blendmc.jimdofree.com/contact-1/
(東京&神奈川を中心にトレーナー活動中)