お店のお子様連れについて。 | cafe Focori カフェ フォコリ

cafe Focori カフェ フォコリ

2012年7月14日 宇都宮市錦でカフェFocoriをオープンしました。
お店のメニューの紹介やお店ができるまで、時々普通の日記。
色々書き綴っています。

お店作りももう本当にラストスパート。

大工さんのお仕事は今週前半には終わってしまうそうです。

ペンキを塗りながら、タイルを貼りながら、壁を塗りながら。

考えていたテーマのひとつ。

「お子様連れは可か不可か」

私自身、二人の男の子の親でもあり、そしてまだまだ子育て真っ最中の身。

特に子供が幼稚園に通い始めるまで自分の時間も持てずに四六時中子どもと一緒。

子どもはもちろん可愛いけど、息のつまりそうな時だってありました。

そんな時に誰かの作ってくれたお食事と誰かの淹れてくれたコーヒーを少しの時間でも楽しめるととっても幸せな気持ちになれるんです。

特に私は子ども達が年子なので、騒々しさは2倍以上…。

常にどちらかが泣いたりぐずったりするので、カフェでまったりー。

なんてのはかなわない事でした。

それでもお兄ちゃんが幼稚園に行き始め、寝ていた次男を連れて行った時にささっと飲んだコーヒー。スタバだったんですが…。

温かいコーヒーを温かく飲めるコーヒーが美味しくて涙が出そうになりました。

自分にこういう経験があるから、そんなお母さんの幸せのひと時のお手伝いがしたい。

そういう気持ちで私はお子様は歓迎のお店にしたいと考えています。


その反面、私がお客さんとして食事をしに行ったお店で、お子様が泣き続けているのに知らんふりしておしゃべりをし続ける人、子どもが店内を走り回っているのにやっぱりおしゃべりに夢中になっている方なんかにも遭遇した経験もあります。

カフェって食事以外にも雰囲気を愉しむという要素が強い業種だと考えているので、これでは雰囲気を愉しみにいらっしゃったお客様はそのお店に来てがっかりすることになるな。


とも考えてみたり。

まして子どものいる私でさえそう感じてしまうのだから、お子様のいらっしゃらない方や、世の中にはお子様が苦手な方もいらっしゃいます。

そんな方々にはこの状況はどう映るのか。


そう考えると、やっぱりお子様連れは難しいのかな。

とも思ってみたり。

このふたつの考えが行ったり来たりしていました。

世の中にはたくさんの人がいて、たくさんの価値観があってそれぞれの事情があります。

それぞれの価値観を押し付けるのではなく、みんなが一歩ずつ譲り合っていくことはできないかしら。

お子様が騒いだり走り回るような事ってほんの一部の方だと思うんです。

マナーやモラル、そういった事をお客様にお任せするのはもしかしたら無責任かもしれない。

だけど、少しずつみんなが譲り合えばみんなの愉しめる空間ができるかもしれない。

あまりにお子様が大きな声で泣いてしまった時はそっと外であやしてみる。

小さい子どもだったら時には食器をガチャンとやってしまったり、大人よりも少し大きな声でおしゃべりするかもしれない。

そういう光景をかつて自分もそうだったなーと温かい気持ちで見守ってみる。

そういう風にできたらみんな愉しめるんじゃないかな。


「子どもが幼稚園にいくまでほんの3年、それくらいガマンしないと」

という声も聞きますが、その3年が孤独で辛い時があるんですよね。

だから私はやっぱりお子様NGはできないんです。

そんな訳で、多分一人で切り盛りするのでお子様用のお食事は用意できないかもしれませんが、取り分け用の食器くらいしか準備はできないかもしれませんが、ホッと一息したいお母さんにも来ていただけるお店でいたいです。

今日は長々と思いの丈を綴りましたが、こういった考えでお子様連れ可能のお店で様子を見たいと考えています。


それぞれがそれぞれの時間を愉しめるように。

ご理解とご協力、よろしくお願い致します。

今日は長々記事にお付き合い頂きありがとうございました。



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