※逗子市民必見!※
 
本日は逗子市議会第一回臨時会があり、桐ヶ谷新市長の所信表明がありました。待ったなしの財政再建の為、私も議員として身の引き締まる思いです。
さて、早速公約通り新市長は自らの報酬の50%カットを実行されました。それを受けて、私の公約でもあった議員報酬30%カットを議員提案しようと奔走致しましたが、私と佐藤恵子議員と高野議長を除く14名の議員がたった5%カット(しかも1年間の時限式)の議員提案を提出してきました。(筆頭提案者は共産党の岩室議員)
私は勿論そんな生ぬるい責任逃れのような議案には反対。本会議場で提案者に質問の上、反対討論いたしました。
その内容を全文公開いたしまします。議員特権の名の下に市民のわからないところでこのような横暴が行われていることは由々しき事態です。
 
皆様のご意見おきかせください。
ぜひシェア等、拡散お願いいたします。
 
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ただいま議題となりました「議員提出議案第1号 議員報酬等に関する条例の一部改正」に対し、反対の立場から討論に参加いたします。
 
本市においては、平成28年度からの市の厳しい財政状況からの早期回復と、財政健全化達成のため、今現在も行政ならびに市民の皆様の多大なるご協力をお願いしている状態です。
 
平成29年度決算の結果から、財政回復の明かりがほのかに見えたようには思えますが、人口動態、生産人口動態、高齢化率、税収予測など、
どれをとっても明るい材料は見えてきておりません。
緊急財政対策の目標達成は4年後であり、これからが本番であると考えられます。
新市長は先月の就任と同時に既に市長報酬50%削減を実行されており、有権者との約束をまもっておられます。
また、決裁権などのない現場の行政職員の皆様におかれましても大変苦しい給与削減が行われているにも関わらず、業務の質の低下などは一切起こさず、日々の市民サービスに向き合っておられると聞き及んでおります。
 
さて、平成29年度の緊急財政対策で最も頑張ったのは誰でしょうか?市民です!
花火大会や市民祭りが、多くの市民の皆様の協力と努力によって開催に至った事は誰もが知るところです。
 
最もしわ寄せを受けたのは誰でしょうか?市民です!
特にお年寄りや子供たちへの影響を見過ごすことはできません。
 
それでは、財政悪化を招いた責任者は誰でしょうか?市長や行政だけではありません。
行政の監視機能を十分に果たせなかった市議会にも、その責任があることは明確です。
 
そのような状況での『議員報酬削減5%』程度では、前市長の3割削減と退職金の返上、新市長の報酬5割削減をはじめとする行政側職員の報酬削減や市民に対する行政サービスの大幅な削減に比べ、到底十分と言えず、2元代表制のバランスを崩しかねない設定といえます。
また、報酬削減を公約にされ、見事実行に移しておられる新市長の選挙の応援に、本提案者の中の多くの議員が含まれている事にも甚だ疑問と矛盾を覚えるところです。
 
『自分に甘く他人に厳しい』姿勢は、市民から負託を受けた「公人」である市議会議員に許されるものではないことは、多くの同僚議員にご理解いただけるものと確信し、私の反対討論と致します。