こんばんは、寒い日が続きます。逗子市議会議員一般選挙の日程も決まりました。応援してくださっている方々と共に4年間積み重ねてきた事ををしっかりと次につなげられるよう頑張ってまいります。

さて、皆さんは逗子のどこに魅力を感じて定住されているでしょうか?海岸?緑?通勤の鉄道利便性?それとも人の温かさ?

人それぞれ様々だと思います。

ご存知の通り、日本は少子高齢化、人口減少社会となり、各自治体は税収不足。今まであたりまえのようにできていたまちづくりをそのまま続けるのが難しくなってきました。そうなるとやはり自治体間の定住者の奪い合い(!?)になってきます。争いごとのようで嫌ですが、今現実におこっている事です。私達は当然、逗子の定住者を増やして、今まで守ってきた逗子をこれからも守り続けたいと思っています。

その為には、他のまちにない魅力。個性。を創っていかなければ。そう、思っています。その上でのサポート機能としての行政や議会の役割は重要。本会議にて様々な未来につながる議論をしてきました。ぜひご覧ください!↓

 

 

第二十九回 ヤギの議事録「逗子のブランド力活用と、市長の求心力・リーダーシップについて」(平成27年第3回定例会より)

 

 

◆16番(八木野太郎君)
逗子のブランド力活用については、市長の求心力とリーダーシップについてお伺いします。
逗子市に長く住んでおられる諸先輩方は、逗子市のブランド力は石原裕次郎さんがおられたころは葉山町、鎌倉市と同等、若しくは上だったとも。ところが現在は、残念ながら葉山町、鎌倉市の後じんを拝しているような気がするとおっしゃっているのをよく耳にします。
逗子市総合計画では、20年先の逗子市の姿とその実現に向けての施策等をお示しいただいております。しかしながら、総合計画は逗子市のまちづくりの憲法であり、具体的な施策については詳細に述べられていません。
私は、議員に当選させていただき、ふるさと逗子が葉山町、鎌倉市に負けないよう、ブランド力の利活用や活気あるまちづくりのため、IT企業の誘致、空き家の積極的利活用などの具体策を提案させていただきました。
市長からその都度、理念は理解し共有しているとの温かいお言葉をいただいておりますが、具体的な施策や対策を市長御自身からお聞きする機会に恵まれておりません。もちろん、市長がよくおっしゃる、市民や有識者と協議しながらや、市民協働、住民自治などは、民主主義の根幹をなすものであり、これを否定するものではありません。
しかしながら、市長の強いリーダーシップや求心力も、逗子市のブラント力アップに必要と考えます。
そこで質問は、本年4月から開始したシティプロモーションの進捗状況、逗子市のブランド力アップについて、行政の長としてどのようにリーダーシップを持って進めるのかお聞かせください。

 


◎市長(平井竜一君)
逗子市のブランド力の活用といったところで、まずはシティプロモーションについてですけれども、私を本部長とする推進本部を設置して、そのもとに部会を置いて、今現在鋭意様々な検討を進めているという状況にございます。
したがって、まだその部会での議論が取りまとめには至っていないということで、その内容を踏まえて今年度シティプロモーションの戦略の策定に結び付けたいというふうに思っているので、具体の進捗については今はまだ検討中ということで御理解いただきたいと思います。
逗子市のブランド力という御指摘で、観光地の古都鎌倉と。それからいわゆる御用邸のまち葉山という、全国的にもそれなりに知名度の高い両都市に挟まれて、そういう意味での知名度という意味でのブランド力は、確かに鎌倉市、葉山町と比べれば弱い部分があろうかと思っております。
一方で、逗子市は、非常に鉄道の、JR、京急を含めて、利便性も高く、自然環境も豊かで、いわゆる横浜、東京に通うサラリーマンにとっては、非常に魅力的な住宅都市というのが一つの逗子市のイメージかというふうに受け止めております。
したがって、これをまずしっかりと自然環境、住環境を維持向上させるということであるのが一つ。そして、この間、子育て、教育に力を入れてきましたけれども、今後より情報発信という部分が非常に重要だと思っていますので、今般子育てポータルサイトもスタートして、順調に運営しております。

 


◆16番(八木野太郎君)
この逗子市のブランド力活用について、市長からも先ほど御答弁いただきましたが、端的に言えば、このシティプロモーションはまだ何も進んでいないということなのですかね。いつも後手に回ってしまっている感じがしますが、逗子市が他市に先駆けてやったのは山田市長時代の下水道整備と平井市長でいえばICTですかね。
次の目玉を早くやっていただきたいと考えておりますが、やるための具体的な仕組みづくりについて、どうお考えでしょうか。

 


◎経営企画部長(和田一幸君)
シティプロモーションも含め、地方創生という部分で取り組むに当たりましては、基本的にはこれまでの施策を中心に魅力をつくって対外的に発信していくということが、まずは本市がとるべき戦略だと考えているところでございます。
現在、先ほど市長のほうから申し上げましたとおり、市長を本部長とする推進本部の中で具体的な戦略というものを検討しているところでございますが、ただ、まだまだブレーンストーミングといいますか、アイデアを出し合っている段階でございまして、それを具体化するところにこれから取り組んでいくという状況でございますので、今年度中にはその戦略という部分でつくり上げていきたいと思っておりますので、御理解いただければと思っております。

 


◆16番(八木野太郎君)
ありがとうございます。
所管のほうでもいろいろ情報を検討していらっしゃるのかなというふうに思いますけれども、これこそ市長のリーダーシップと決断力が私、試されていると思うのですよ。各所管がアイデアを挙げてくるのを待つだけではなく、市長が何をやりたいかどうかが聞きたいのです。
例えば、私が思いつくところで、例えばゆるキャラ、それから御当地婚姻届、そして昨今、茅ヶ崎市でも導入が決まった二輪車の御当地ナンバープレートなど、市長、どうですか、御興味ありますか。

 


◎市長(平井竜一君)
御当地ナンバープレートとか、今、八木野議員がおっしゃっているような、婚姻届のデザインを少し独自なものをつくるとか、そういうことをやられている自治体があるというのは私も承知しております。
それにはそれなりの背景があり、そのアピールという部分での意味があるのだと思うのですけれども、私は逗子市としては、例えばゆるキャラという問題に対して、積極的に何かをつくってということは今のところ考えていません。もうちょっと地に足の着いた、市民が自ら魅力を高めながら、行政と連携して、住みやすいまち、閑静な住宅地としての魅力といったものを高め、発信していくというところにまずは重点を置きたいかなというふうに思っております。

 


◆16番(八木野太郎君)
ありがとうございます。
様々検討していただいていると思います。いいのですよ、別に、私が例えて挙げたのは、八木野がごちゃごちゃ言っているけれども、あんなものはやらない、やりたくない、私はこれがやりたいのだと、それでもいいのです。私は市長が逗子市のブランド力向上のためにやりたいことがあれば、ぜひ応援させていただきますので、ぜひ次の定例会までに考えておいてください。

 

 

 

次回定例会につづく...
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