お疲れ様です、逗子市議会議員の「やぎの太郎」です!
ただいま逗子市議会は平成二十七年第四回定例会の議会期間です。
連日、委員会等で夜遅くまで頑張っております。(^^;;)
さて、本日は休会日で少しだけ時間があったので、いつものように本会議場での私の発言議事録の紹介をさせていただきたいと思います。
今回は逗子市クリーンセンターにおける「焼却灰資源化委託」についてです。
市民の皆さんの日々の生活で出るごみの処理にかかる費用逓減や、センターで働く職員の皆さんの執務環境改善の為、そして、逼迫する逗子市の焼却灰の最終処分場の対策の為に行っている、焼却灰の資源化委託についてですが、今までごみを捨てるのにお金がかかっているという認識が私も含め市民の皆さんには薄かったように感じます。当然多額の費用がかかっているのですが、先日より有料ごみ袋の導入によって少し意識が強くなったとは思います。私も議員として一人でも多くの市民の皆様に実情知っていただき、さらなる費用削減と少しでも環境にやさしい逗子のごみ処理対策に取り組んでいきたいと思っています。
第六回「ヤギの議事録 焼却灰資源化委託編」(平成26年第2回定例会より)
◆16番(八木野太郎君) 焼却灰資源化委託について2点ほどお伺いします。
1点目は、安定的かつ持続的な委託先としての技術リスク並びに企業リスクをどのように担保されるのかお伺いします。
良好な住環境と快適な市民生活を維持するためには、廃棄物の処理は1日も停滞させることは許されません。逗子市において日々安定した廃棄物処理が行われていることは、資源循環課並びにクリーンセンター所長及びセンター職員皆様の不断の努力のたまものであると認識しております。しかしながら、今年度から最終処分場容量維持のため、焼却灰を全量資源化処理委託されるとのこと。不測の事態が発生し、市民生活に影響を及ぼす事態となれば、これまで皆様が築き上げてきたものが灰じんに帰することになります。これまでは全てを市の直接管理のもとで実施していたものを外部に委ねるに当たり、安定的かつ持続的な委託先としての技術リスク並びに企業リスクをどのように担保されるのかお聞かせください。
2点目は、溶融固化物の市としての最終処分責任をどのように担保されるのかお伺いします。
焼却灰の処理を外部委託したとしても、最終処分責任は逗子市にあります。どのよう な方法で市の最終処分責任を担保するのか、すなわち適正に処理されていることや最終処分物の環境性能が法定基準を守られているかなどをどのように管理、監視し、市の責任を担保するのかお聞かせください。
加えて、ごみ処理経費削減についてお伺いします。
平成27年10月実施予定の家庭ごみ処理有料化は、市民に新たなる負担をお願いすることになります。このために家庭ごみ処理有料化実施説明会が順次実施されておりますが、市側のごみ処理経費削減の努力計画を示すことにより、市民の皆さんの納得と理解が深まり、予定どおり、かつスムーズに有料化への移行が可能になると考えます。ごみ処理経費削減のうちクリーンセンター業務の今後の委託化計画を御教示ください。
◎市長(平井竜一君) 今年度から焼却灰全量を外部への処理委託ということで溶融固化して資源化するという予算を組んでおります。当然リスク分散という意味では、地域的分散を図るということで、現在3社と契約を結んで、どこか一つが万が一受け入れ不可能になったという場合でも、分散して処理できるような体制を確保しているところでございます。そういった中でリスク分散を図って、適切に焼却灰が処分できるような体制を構築しているということでございます。
また、資源化するときの技術的な安全性といった部分ですけれども、当然廃棄物の処 理及び清掃に関する法律という法令に基づいて、これを実施しておりますので、毎年、現地調査、現地確認を行いまして、溶融固化物の流通先について安定した ものであることを確認した上で発注しているというところでございます。こういう形で外部で委託処理するということの安全性、あるいは安定性というものを しっかりと確保しながら処理していくということです。
幸い現在、市には、最終処分場がまだ少なくなったとはいえ、あるということで、万々が一全ての事業者が受入れできないということになれば、当面は市内で処分せざるを得ないということでありますけれども、極力今の残容量を確保して、災害時も含めた不測の事態に対応するための備えは持っておく必要があると思っておりますので、今後ともしっかりとした安定した処分の方法並びに処分先を確保しながら、適正に管理していきたいというふうに思っております。
最後に、ごみの処理経費の削減について、家庭ごみの有料化に当たってしっかりと委託化等を進める必要があるという御指摘をいただきました。御指摘はごもっともでありまして、市としてもごみ処理経費の削減に向けて、様々な検討を進める中で、現在、委託化という意味では収集業務の一部民間委託化を目指して、検討している最中でございます。来年の10月には家庭ごみの有料化を実施する予定で今進めているわけでありますが、並行して、収集品目の見直しを含む収集体制の大幅な見直しといったことを検討しておりまして、その中で一部の収集業務については民間を活用した効率化を図り、それによる財政的な経費の削減といったことを今は検討を進めている最中でございます。
◆16番(八木野太郎君) 委託先複数化と地域分散によるリスク回避は、十分理解できるところと考えております。委託先は3社に分散するとのことですが、緊急事態に備え、市も現在の市内の処理施設の容量等、まだ少し余裕があるとのことですが、将来的に考えると、3社で足りるのかどうか、予備も含めて、今、幾つぐらいあるのかというのをお聞かせ願いたいと思います。
◎環境都市部長(田戸秀樹君) 現在の3社は溶融固化という処理をしている施設でございまして、申し訳ございません、今、数字のほうを手元に持っておりませんが、この方式でもまだ複数社あると聞き及んでおります。
◆16番(八木野太郎君) 了解いたしました。そうしますと、3社以外にも幾つか予備の委託先を用意されているということで御理解していいのかなというふうに考えます。今後、発 注、契約、履行管理がしっかりと行われることを期待します。ぜひ頑張っていただけますようよろしくお願い申し上げます。
最後なんですが、溶融固化物の市としての最終処分責任に関してなんですが、これも非常に分かりやすい御回答いただきましてありがとうございます。これまでは自前の閉鎖系最終処分場であったことから、自力での管理、監視ができていました が、今後は溶融固化したものを道路用材として一般使用するとのことですので、環境事故等は絶対に許されることではありません。その辺のところを再度どの程度確認されているのかお伺いします。
◎環境都市部長(田戸秀樹君) 先ほどの市長の答弁の繰り返しになってしまいます が、廃棄物処理及び清掃に関する法律の施行令に基づきまして、毎年、現地での確認を行うとともに、溶融固化物の流通先について等の確認、あと当然工場のある市に対して協定を結ばせていただいている中で、市の監視の結果の報告等も確認させていただいて、安全性、実施市としての最終処分の責任者としての確認をしております。
◆16番(八木野太郎君) 了解いたしました。鋭意進められることを期待しております。
今後、業務委託化や溶融固化物の管理等でクリーンセンター並びに資源循環課の業務 増大というものが想定されると思います。市長におかれましては、増大する業務が的確に行われ、市民生活に影響を及ぼさぬよう人的資源の適正配分、配置に御配慮いただき、安心して住めるまち逗子としていただくようお願いします。
次回定例会につづく...
ただいま逗子市議会は平成二十七年第四回定例会の議会期間です。
連日、委員会等で夜遅くまで頑張っております。(^^;;)
さて、本日は休会日で少しだけ時間があったので、いつものように本会議場での私の発言議事録の紹介をさせていただきたいと思います。
今回は逗子市クリーンセンターにおける「焼却灰資源化委託」についてです。
市民の皆さんの日々の生活で出るごみの処理にかかる費用逓減や、センターで働く職員の皆さんの執務環境改善の為、そして、逼迫する逗子市の焼却灰の最終処分場の対策の為に行っている、焼却灰の資源化委託についてですが、今までごみを捨てるのにお金がかかっているという認識が私も含め市民の皆さんには薄かったように感じます。当然多額の費用がかかっているのですが、先日より有料ごみ袋の導入によって少し意識が強くなったとは思います。私も議員として一人でも多くの市民の皆様に実情知っていただき、さらなる費用削減と少しでも環境にやさしい逗子のごみ処理対策に取り組んでいきたいと思っています。
第六回「ヤギの議事録 焼却灰資源化委託編」(平成26年第2回定例会より)
◆16番(八木野太郎君) 焼却灰資源化委託について2点ほどお伺いします。
1点目は、安定的かつ持続的な委託先としての技術リスク並びに企業リスクをどのように担保されるのかお伺いします。
良好な住環境と快適な市民生活を維持するためには、廃棄物の処理は1日も停滞させることは許されません。逗子市において日々安定した廃棄物処理が行われていることは、資源循環課並びにクリーンセンター所長及びセンター職員皆様の不断の努力のたまものであると認識しております。しかしながら、今年度から最終処分場容量維持のため、焼却灰を全量資源化処理委託されるとのこと。不測の事態が発生し、市民生活に影響を及ぼす事態となれば、これまで皆様が築き上げてきたものが灰じんに帰することになります。これまでは全てを市の直接管理のもとで実施していたものを外部に委ねるに当たり、安定的かつ持続的な委託先としての技術リスク並びに企業リスクをどのように担保されるのかお聞かせください。
2点目は、溶融固化物の市としての最終処分責任をどのように担保されるのかお伺いします。
焼却灰の処理を外部委託したとしても、最終処分責任は逗子市にあります。どのよう な方法で市の最終処分責任を担保するのか、すなわち適正に処理されていることや最終処分物の環境性能が法定基準を守られているかなどをどのように管理、監視し、市の責任を担保するのかお聞かせください。
加えて、ごみ処理経費削減についてお伺いします。
平成27年10月実施予定の家庭ごみ処理有料化は、市民に新たなる負担をお願いすることになります。このために家庭ごみ処理有料化実施説明会が順次実施されておりますが、市側のごみ処理経費削減の努力計画を示すことにより、市民の皆さんの納得と理解が深まり、予定どおり、かつスムーズに有料化への移行が可能になると考えます。ごみ処理経費削減のうちクリーンセンター業務の今後の委託化計画を御教示ください。
◎市長(平井竜一君) 今年度から焼却灰全量を外部への処理委託ということで溶融固化して資源化するという予算を組んでおります。当然リスク分散という意味では、地域的分散を図るということで、現在3社と契約を結んで、どこか一つが万が一受け入れ不可能になったという場合でも、分散して処理できるような体制を確保しているところでございます。そういった中でリスク分散を図って、適切に焼却灰が処分できるような体制を構築しているということでございます。
また、資源化するときの技術的な安全性といった部分ですけれども、当然廃棄物の処 理及び清掃に関する法律という法令に基づいて、これを実施しておりますので、毎年、現地調査、現地確認を行いまして、溶融固化物の流通先について安定した ものであることを確認した上で発注しているというところでございます。こういう形で外部で委託処理するということの安全性、あるいは安定性というものを しっかりと確保しながら処理していくということです。
幸い現在、市には、最終処分場がまだ少なくなったとはいえ、あるということで、万々が一全ての事業者が受入れできないということになれば、当面は市内で処分せざるを得ないということでありますけれども、極力今の残容量を確保して、災害時も含めた不測の事態に対応するための備えは持っておく必要があると思っておりますので、今後ともしっかりとした安定した処分の方法並びに処分先を確保しながら、適正に管理していきたいというふうに思っております。
最後に、ごみの処理経費の削減について、家庭ごみの有料化に当たってしっかりと委託化等を進める必要があるという御指摘をいただきました。御指摘はごもっともでありまして、市としてもごみ処理経費の削減に向けて、様々な検討を進める中で、現在、委託化という意味では収集業務の一部民間委託化を目指して、検討している最中でございます。来年の10月には家庭ごみの有料化を実施する予定で今進めているわけでありますが、並行して、収集品目の見直しを含む収集体制の大幅な見直しといったことを検討しておりまして、その中で一部の収集業務については民間を活用した効率化を図り、それによる財政的な経費の削減といったことを今は検討を進めている最中でございます。
◆16番(八木野太郎君) 委託先複数化と地域分散によるリスク回避は、十分理解できるところと考えております。委託先は3社に分散するとのことですが、緊急事態に備え、市も現在の市内の処理施設の容量等、まだ少し余裕があるとのことですが、将来的に考えると、3社で足りるのかどうか、予備も含めて、今、幾つぐらいあるのかというのをお聞かせ願いたいと思います。
◎環境都市部長(田戸秀樹君) 現在の3社は溶融固化という処理をしている施設でございまして、申し訳ございません、今、数字のほうを手元に持っておりませんが、この方式でもまだ複数社あると聞き及んでおります。
◆16番(八木野太郎君) 了解いたしました。そうしますと、3社以外にも幾つか予備の委託先を用意されているということで御理解していいのかなというふうに考えます。今後、発 注、契約、履行管理がしっかりと行われることを期待します。ぜひ頑張っていただけますようよろしくお願い申し上げます。
最後なんですが、溶融固化物の市としての最終処分責任に関してなんですが、これも非常に分かりやすい御回答いただきましてありがとうございます。これまでは自前の閉鎖系最終処分場であったことから、自力での管理、監視ができていました が、今後は溶融固化したものを道路用材として一般使用するとのことですので、環境事故等は絶対に許されることではありません。その辺のところを再度どの程度確認されているのかお伺いします。
◎環境都市部長(田戸秀樹君) 先ほどの市長の答弁の繰り返しになってしまいます が、廃棄物処理及び清掃に関する法律の施行令に基づきまして、毎年、現地での確認を行うとともに、溶融固化物の流通先について等の確認、あと当然工場のある市に対して協定を結ばせていただいている中で、市の監視の結果の報告等も確認させていただいて、安全性、実施市としての最終処分の責任者としての確認をしております。
◆16番(八木野太郎君) 了解いたしました。鋭意進められることを期待しております。
今後、業務委託化や溶融固化物の管理等でクリーンセンター並びに資源循環課の業務 増大というものが想定されると思います。市長におかれましては、増大する業務が的確に行われ、市民生活に影響を及ぼさぬよう人的資源の適正配分、配置に御配慮いただき、安心して住めるまち逗子としていただくようお願いします。
次回定例会につづく...