こにゃぎりん(こんにちは、やぎ)

この前新国立劇場に足を運びました。

この舞台を観に行ったのです。



安部公房の冒険

私を初めて舞台にたたせてくれた松枝さんの脚本です。

その初めての舞台【国家】で共演した俳優さんも出ていて、

しかも国家と同じ劇場で、

かなり一年半前のことを思い出しました。

安部公房の冒険。

かなりパワフルな舞台で、勢いがすごく、

迫ってくるような、押し畳まれるような気分になり、

あっとゆうまに終わってしまいました。

長くないのはもちろんなのですが、

役者さんの台詞も、切り替えもすべてが早く動いていくのです。

本当にすごいなーとあっけにとられたような、

こんな舞台に立てるなんて羨ましいような、

尊敬なような嫉妬なような…

そんなこと考えてる暇もないような。

そんなかんじでした。

佐野史朗さん演じる安部公房さんがとにかく面白いのです。



こーゆうおっちゃんっているよねー

と始めのシーンに感じてから、

なーんかどっかうそくさいおっちゃんだけど、なんか可愛くて、

そんなコミカル的な面白さにほっこりしました。

おっちゃんって、よく考えるとうざいんですけど、可愛くもあるんですよね。

年を重ねると出てくる意味のわからない天然、みたいな。

縄田智子さんは、美しくネルギッシュでパワーあって、とっても良かったし、

内田明さんは役にぴったり!

辻しのぶさん良かったなぁ。出てくると、ついつい気になっちゃう。

国家の時もそうでしたが、

台詞が素敵。


松枝さんの言葉の紡ぎかた、

とっても印象的なんです。

そんなこんなで、衝撃的に刺激を受けて、

私は今稽古に向かっています。

今日と明日は昼から稽古あるのです。

ファイト!



ばいにゃぎりん(ばいばい、やぎ)