平成25年・夏の採用。と、弊社の育成方針。 | やぎろぐ - 千代田区の税理士社長の情熱Blog

平成25年・夏の採用。と、弊社の育成方針。

この時期になると、求人サイトの方やら、税理士受験生の方からお問い合わせを頂きます。


なので、先にホームページに掲載することにしました


今年の夏の採用はありませんm(__)m


弊社の場合、定着率は結構高い方だと思います。お客様が増えてはいますが、定着率が高い=熟練度があがる&新卒は戦力化してくる=慌てて採用しなくても大丈夫、そういう流れがあるんです。


ここまで、採用に関しては試行錯誤を繰り返しながら行ってきました。今もそうです。


税務・会計人材を育成して、弊社(のお客様)が望む人材にまで育て上げるためには、きわめて長い時間と経験が必要です。それでも、早く一人前になるようにあれこれするのですが。


それなりにコストもかかりますし、時間をかけることが何よりも大きいコスト負担なわけです。約2年間くらいは、なんだかんだとアシスタントとして基礎的な経験を行って、そこから担当を持って実戦投入されるわけですが、正直、見習いとしてのアシスタントとしての仕事は賃金に見合うほどの内容ではないと思っています。


かわりに、定着率が高いことでなんとかやりくりしているので、経営としてはなんとも難しいところはありますが、今はそれを実現できている、というところなのです。


弊社では入社2年目までに、TKC全国会の巡回監査職員実務試験の中級実務試験の合格を義務としています。主要税法をはじめ、会計事務所職員としての実務をきっちり学び、試験で習熟度を測るものです。2年での合格はそれなりにハードルの高いものですが、ほぼ実現できています。


TKC会員事務所の中でも、中級実務試験合格を義務化している事務所は実は少ないのです。実際、今くらいから秋口まで、税理士試験期間を除き、ほぼ毎週、一日研修を受け、最後に試験を受けるわけです。結構、時間もコストもかけるんですよ。


話が脱線しましたが、そんなわけで今はなんとか人員を充足していますので、この夏の採用はありません。


ただし、海外駐在人材に関しては、採用を検討しています。まだ、何も決まっていませんけどね。