バンコクその2。
前回、バンコク国際M&A会議について触れました。
今回はその続きです。
昔、日本企業のバンコク駐在員だった方が、
現地で起業され、どんな経過を辿り現在に至ったのか、
この会議では事例発表という形で披露されました。
この方は、日本でリースアップされた物件を
タイへ輸入し、タイの企業に販売するという、
いわばリース物件のリサイクル販売をされています。
もともと、タイの前にフィリピンにも居たそうで、
どちらの国で起業するかかなり悩まれたそう。
で、直前住んでいたタイを選んだそうですが、
何年も在住していたのに、人間関係では大いに悩んだそうです。
その方いわく、
『フィリピン人のほうが感情はわかりやすい。
タイ人はお客さんでいるうちはホスピタリティにあふれ、
笑顔で迎えてくれるが、気心が知れてくると、
むしろ微妙な立ち位置になり、どこまで信用してよいか、
判断がつきにくい』
のだそうです。
ただ、いざ本当に腹をわって話せる間柄になれば、
自分のために死んでくれるんじゃないか、というくらい、
献身的になってくれるそうです。
国によって考え方は違うでしょうが、
日本の国民性に通じる部分があるような気がします。
だからタイでは日本があふれ、また、
多くの日系企業がタイに進出するのでしょうね。
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