新しい和と雅の創造
ニュートラディショナル
クリエーター
山﨑順子です。
Soul Dressの着付けを
麻衣さんから依頼され、
イベントで10名を着付けしてきました。
Soul Dress は
麻衣さんが考案した
「着物を縫ったり切ったりしないで
ドレスとして着る」
着物ドレスのこと。
私も数年前にSoul Dressを着て感動し、
麻衣さんから着付けの技術を伝授してもらい、
イベントや結婚式の花嫁さんのSoul Dressの着付けを
手伝ってきました。
主役はお客様。(当然、もちろん)
お客様を最高にきれいに美しく
素敵に仕上げ、輝かせるのが、
黒子のお役目。
←これが、最高に気持ち良い達成感。
麻衣さんはSoul Dressを考案したひとだから、スポットを浴びる。
お客様を輝かせる黒子という意味では同じなんだけど、名前が載るというか、紹介される立場。主役にもなれる。
お客様(主役)
麻衣さん(黒子兼主役)
私(黒子の黒子)
の図式が成り立ち
「目立ってはいけない」
「存在感を消す」
「あくまでも麻衣さんのサポートお手伝い」
「洋服も地味に控えめに」
と
おとなしく静かに、
麻衣さんの後ろに控えていた。
だって、わたしの個性はだせないもの。(と思い込んでいた)
帯揚げや帯締め、帯結びなど、
部分的にわたしのアイデアで結ぶことはあるけど、
「Soul Dressは麻衣さんの作品」
って思っているから、
作品作りを邪魔しちゃいかんよね。
ってことで
黒子の黒子になっていたのでした。
黒子に不満があるわけではない。
お客様を最高にきれいに美しく素敵に仕上げ、
輝かせるのが、黒子のお役目。
←これが、最高に気持ち良い達成感。
サポートをすることに喜びを感じているので、
自分が主役になりたいとか目立ちたいとかそういうんではない。
・・・
???
いやいや、
金髪でバナナ柄のパンツはいて
金のベルトしていて、
控えめってなに??
ame couture junkoのデザイナーとして、
今回はオリジナル着物と帯を提供した。
(金髪バナナ柄金ベルトは
”デザイナー山﨑順子”の世界。)
はじめてオリジナル着物が
Soul Dressになったのだ。
着付けのサポートだけでなく、
デザイナーとして着付けをする。
→黒子の黒子から主役になった瞬間!!
私のオリジナル着物を着てくれる。
私の着物がどんなふうになるのか?
ワクワク楽しみ。
早く見たい!!
いつもの着付け以上に、
さらにテンションが上がっているのがわかる。
「どう?
私の着物素敵でしょ!!」
みんなに言いたい
アピールしたい
叫びたいーーーっ
今までと気分が違っていた。
(アフリカン柄の着物と帯がSoul Dressに)
今までは
麻衣さんに迷惑かけないように
失敗しないように、
きれいに着付けしないと。
って楽しいけど緊張。
麻衣さんに依存傾向。
忠実に指示に従う部下的な気分。
だったのが
ささっと、
一人でなんの躊躇もなく、
着付けを始めていたのだ。
めちゃくちゃ堂々と自信たっぷりに。
自分でもびっくり。
今までも麻衣さんは、
私を信頼していてくれていたんだけどね。
自分の気持ちが変化しているのがわかった。
もちろん、イベントは大成功で
豪華で華やか。
きれいで美しく個性的で、圧巻でした。
集合写真では、ウルウルきちゃいました。
本当に皆様、輝いていました。
左がSoul Dress考案者・ヘア&着付け担当の「星野麻衣さん」
右はメイク担当の「麻衣さん」
デザイナー山﨑順子が
黒子の黒子から主役になった日でした。
minneはこちら
https://minne.com/@couturejunko