新しい和と雅の創造
ニュートラデイショナル
クリエーター
八木閏瑚こと”やぎこ”です。
いつもと違う
お正月の過ごし方。
いつもは
静岡の実家に帰省し、
家からほとんど出ず、
だらだら過ごす年末年始。
自分の実家だから気を遣う必要なし。
本当に歩かない。
そこで、
今年はいつもと違う行動をしてみました。
それは
天気も良かったので
散歩に出ました。
(一人で)
「独りになりたかったんだな~」
人がいることは賑やかで楽しいけど、
静かな時間が欲しかったみたい。
私が生まれ育った町。ド田舎。
風景は変わってしまったけど、
ところどころに当時の面影は
残っていました。
「懐かしいなあ」
という感情もありましたが、
「ここで暮らしていたんだ」
「ここってこうなっていたんだ」
「前はどんなだったっけ?」
という確認作業的なかんじ。
歩ける範囲なので、
あまり遠くには行っていないのですが、
当時すごく遠くに感じていたところが、
歩いてみたら意外に近かったかんじ。
だからいろいろ確認したくなって、
ダーリンから
「今どこにいるの?」
コールが来るまで、
1時間くらい歩いていました。
(通っていた小学校の松並木。昔はお城かあった)
ここに住んでいた時は、
嫌で嫌でたまらなかった。
早く東京に出たかった。
未練も思い出もないって思っていたから、
実家に帰る以外、
外に出ることはほとんどなかったのです。
だけど、今回ぶらぶら散歩してみて、
「間違いなく私はここで生まれ育った。
この地に育ててもらった」
という感謝の気持ちが湧きあがりました。
「わたしは、確かにここにいた。記憶がある。」
「ここに生まれ育ったから今があるのだ」
今までは消したい過去って思っていたけど、
自分の過去を認めることができたのかなって思います。
(海から登る初日の出を、波打ち際から拝みました)
どこに住んでいても自分の人生を生きることには変わりはない。
外側ではなく内側(自分自身)が大事なのです。
ないものに目を向けるのではなく、
あるものに目を向ける。
あることのありがたさ。
わたしの中で素敵な思い出に変わりました。
過去は変えられる。
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