さて、前回(前回って何時だよっ‼💢)Jensen C15KJensen C15K(38cmラウド・スピーカー)バック・ローデッド・ホーンの完成を報告させて頂いた訳だが、Sound 的に改善してみようと思うので報告しよう。



前回、完成はしたものの、今一つ納得のいかなかった俺ら。。。

アマゾンの奥地でパイルドライバー(プロレス技の「脳天杭打ち」にピクッと来た俺らは、「Pyle PDBT58 ホーンツイーター」 )をポチッとな。

ボイスコイル径が、3インチとな。

えっと。。。
3インチ×2.54cm=7.62cm
下手なフルレンジスピーカー並である。

いやまぁ~ぁ。

じゃじゃ馬のJensen C15Kと、どう繋ぐか?だねぇ~ぇ。

C15Kのデータシートは入手したが、パイルドライバー?が訳解らん。能書きは2kHz~25kHzと書いて有るが、+側の端子に3.3μFのコンデンサーが半田付けされている。(LCネットワークだと、6dB/oct(-3dBクロス)で6kHzクロスってトコかな?)

訳解らんし、一発でドンピシャのLCネットワークを組むのも困難そう。。。

クロス周波数を変えて、クロスポイント探りたいなぁ~ぁ。

・・・で、納戸をゴソゴソ・・・。

早速、繋いでみる。

基本的に、この構成は好きでは無いが。。。

クロスオーバー(チャンネル・デバイダー)を使ってバイアンプ(マルチアンプ)接続。

だって、クロスオーバーと、LCネットワークだったら、LCネットワークの方が、断然部品点数も少なくシンプルでしょ。
音質の劣化も少ないハズ。

(木下正三氏が、マルチアンプ全盛の時代にLCネットワークに拘っていた?のも、その辺りなんでしょうなぁ。。。まぁ、俺の勝手な思い込みだがね)


繋ぎ(信号の流れ)は、

一番下
CDプレーヤー(AMERICAN AUDIO UCD-100MKⅢ)
一番上
イコライザー(dbx 231s)
上から二番目
クロスオーバー(dbx 234xs)
上から三番目
4chパワーアンプ(BEHRINGER EPQ304 EUROPOWER)
スピーカーである。

(勿論、クロスオーバーで低音域と高音域を分けて、4chパワーアンプに入力しているのは、いうまでも無い)

早速の音だし。

まずは、オイラのジョーカー。
「James Newton Howard & friends(TOTO)」


そして「Tower of Power」

この2枚のCDで全体的な音のバランスなど、8~9割方を決定。
(特に、James Newton Howard のCDが無いと、俺らの音決めは困難を極めるだろう。。。)

お次はボーカル「Linda Ronstadt/What's Newのみ」


スピーカーを買って、おまけで貰ったCD。
「Big Fat Snake(JBL Promotion )販売促進CD」

店頭で曲が流れていて(良いミックスたなぁ・・・)
↓社長と俺らの会話。
「俺ら:この曲、良いねぇ。誰のCD ?」
「社長:売ってないよ。このスピーカーのおまけ」
このCD欲しさに、スピーカーを買った俺らです(^-^;)

ここまでで、ほぼ音決めは完了。

そして、お決まりの
「チャイコフスキー」/大序曲「1812年」
勿論、テラークレーベル。

良い感じでボリュームも上がります。
まぁ、最後の5分位しか聴かないケドね。
(新品のスピーカーを一発で昇天させたコトが有る前科者です⤵)

キャノン砲の重低音でスカッとしたら、終了。
くれぐれも、ボリューム位置に注意!!

そんな感じである。。。

さて、
C15Kのキャラクターを生かしたまま、足りない高音域はパイルドライバー?で補うクロスオーバー2kHz前後が良い感じ。
(無論、パイルドライバー?の3.3μFは外し、イコライザーフラットである)

パイルドライバー?は、正相/逆相どちらも有り。(好みの問題?まぁ、置場所(前後位置)で変わるだろうし)

さて、
12dB/oct(-6dBクロス)で、クロスオーバー2kHzで、アマゾンの奥地でラインナップされているコイル(L)とコンデンサー(C)の近い値は。。。

下が1.2mHと10μF。
上が5.1μFと0.68mH。
んなモンかな?
タ・ブ・ン。

・・・って。
皆さんは、ちゃんと計算して下さいまし。

計算式は、スピーカーのカタログにも記載が有るし、ネットにも転がっているので、苦労は少ないと思う。

参考までに、俺のバイブルは「誠文堂新光社」さんの「究極のオーディオ マルチアンプシステム研究」の文中、73ページからの「マルチシステムにおける音のつながり、ユニットの位相特性とフィルターの位相特性の関連を探る〔 木下正三:著書 〕」「〔 第13図 〕各種LCネットワークの定数」である。
(マルチアンプの本で有りながら、LC ネットワークの定数。拘りとしか思えない)

実は、2冊目だったりする。。。

しかし、木下さんの頭の中って、どぉ成ってんだか・・・。

↓木下さんを知らない輩は、ポチっとするべし。

この記事を読み理解すると、マルチアンプとは?バイワイヤリングとは?自問自答し、馬鹿馬鹿しく思えてしまうノダョ!!



あっ。
下側のインピーダンス補正は。。。
まぁ、無しってコトで。
(よっぽどなら考えましょ)

まぁ、入れるにしても8Ωと20μF位だろうし。。。

次回は、箱づくりですな。

今回は、ここまで。



👋ほんじゃ👋