今日の写真は「おじさんの夏休み」です。
嘘です。

 



 

 

台風前に綾部セミナーが晴れの中、開催することが出来ました。
ありがとうございます。

現在、お盆の真っ最中ですが、台風7号の影響もあり、少しおびえながら過ごしています。
とりあえずこちらの状況としては、強風というほどでもなく、豪雨というほどでもないので、なんとか凌げそうな感じはしています。

約1か月に渡る日照りが続き、早く雨が降ってほしいと雨乞いをしようかと考えていた矢先の台風。
連れてきたのは大雨。

この現象に対して、都会にいた頃は大きな疑問も持たなかった気がします。

ただ今、自然と共に過ごしつつ、畑で野菜の表情を見ながら育てていると、やはり疑問が湧いてくるのを抑えずにはいられません。

兵庫県の年間降水量は約1000ミリから1600ミリほどです。
ここで重要なのは、年によって降水量は変わりますし、これから大雨が増えるということではありません。

それよりも今年の天候を見ていると、異常な暑さ、そして日照り、そこからの大雨。
こういった気候がこれから増えていきそうな気がしています。

そうすると何が起こるのか。
まずは異常な暑さにより野菜は枯れます。
水持ちの悪い畑では野菜は大きくならないです。
なぜなら水がないと植物は体の中でタンパク質を作れないから。

そして今年は異常な暑さと梅雨が重なりました。
これも危険。
畝は水に濡れており、且つ気温が上昇したことで、土壌中の細菌が繁殖してしまい、野菜が病気になり、それがまた広がる。
といったことが起こっていました。

そこからは日照りです。
今度は水分が足りなくなったことで、キュウリやナスビなんかは枯れたり、育ちが悪く全く大変な状況になりました。

そしてこの台風での大雨。
こちら丹波篠山では、水捌けの悪い土壌が多いため、畝が水浸しになっているところも散見されています。
こうなると今度は根っこが呼吸出来ず、大きくなれなかったり、根腐れしてしまったり、根っこが傷んで病気などの原因になることが想定されます。

今までの考え方での、畑との向き合い方を変えていった方がいいのかなと感じています。

ではどうすればいいのか。
個人的に想うことは、「強い野菜を育てていくこと」だと思っています。
そしてそういった現象が起こっても大丈夫なように対応できるスキルを身に付けていくということ。

僕のお師匠さん 岡本 よりたか さんから学んだ「自給農」はそういったことも乗り切れるようなスキルを身に付けられるなぁと改めて実感しています。

ご興味ある方は是非「自給農」に取り組んでみてください。
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畑とHIPHOP
峯山 耕平