昨日は神戸市北区での自給農セミナーでした。



 

 

自給農や無肥料栽培においては、出来る対処が限られています。

生育が芳しくなかったり、病気になっていたり。

そういう場面に遭遇したときには、基本的には来年の対応をどうしていくかを考えていくことになります。

ただセミナーとしては、それでもなんとかならないだろうかと考えていきます。

畑に向き合っている以上、少しでも収穫をするという体験をしてほしいから。

それは自然農ではない。
とか
そうやるのはリアルの体験ではない。
とか。

言われることは分かります。

ただ僕はそれだとモチベーションが続きません。
やっぱり収穫の体験をすることで、次へのやる気になるというのは間違いなくあります。

ここでの間違いなく。というのは僕個人の話です。

でもセミナーで伝えさせて頂く以上、そこに関しては出来うる限りのことを考えて、手立てをうっていくことをさせて頂きます。

楽しさ、喜びを実感して、そのモチベーションで来年はもっと良くなるようにお世話しようと思ってもらえるように。

家の畑で、一人でやっていると病気になったり、虫に喰われたり、獣に荒らされたりしたときに、本当に凹むんです。
凹むけど、経験やほかの作業との兼ね合いなどで諦めたり、対処したりを選択します。

でもセミナーの時は、自分の畑ではないので、諦めるという選択肢はありません。

少しでも喜んだり、笑ってほしいから。
 

 

 


そんな気持ちを持ってセミナーに臨んでいます。

畑とHIPHOP
峯山 耕平