移植後の症状を書きます。


BT0〜3

何にもなし。

移植した日と翌日に、以前の移植の時は感じていたキュンとする感じが今回は全くなかったから不安を感じていた。

腸の調子はいつも通り悪く、朝や夜に痛くなっていた。

でもお通じが良く、すっきりした後は腸の痛みもなくなる。



BT4

夜、腸の痛みとは明らかに違う感覚がわずかにある。子宮がキュンとする感じ。これこれ。ようやく来たなと思った。


BT5

日中も子宮がキュンとしていた。がんばってくれてるのかな。




症状は以上です。





ここからは症状以外のことを書きます。




今回妊娠していても、していなくても、

他に記録しておきたい現状があります。


それは、私が今幸せだということ。



今の私は、

仕事には思う存分熱中してるし、

いい友達にも恵まれていて、

適度に遊んでいる。

時間にゆとりがあって、

趣味にも自由に力を入れられてる。


旦那とは仲が良くて、

夫婦生活は相変わらずないものの、

傷つけ合うことは減り

家で一緒にいる時は笑いが絶えない。


休みの日は家でお茶を飲みながら、

「なんて幸せなんだろう」と素直に思える。


苦しい時は、

こんな日が来るとは思っていなかった。


妊娠することでしか抜けられないと思っていたトンネルを

抜けたんだと思う。





赤ちゃんとは

いつか会えると信じているけれど、


今は地球に存在していない赤ちゃんにも、

存在していないことでの

存在感とか存在意義とかがあると思う。


変なことを言っているけど、

いないということは、

何もないということではない。


0ということではない。



「大切なものは目に見えないんだよ」


サン=テグジュペリの『星の王子さま』に出てくる言葉。

よく意味がわからなかったけど、今はわかる気がする。

もちろんいろんな捉え方ができるから、

正解を見つけたというわけではないけれど。



自分の中で、腑に落ちた。



だから、人は天に感謝をするのね。

「いつもありがとうございます」


そうすると、

もっと穏やかな気持ちになれる。



いろんなことを経験して乗り越えて、

今の幸せが与えられた。

そして見えないものに感謝できるようになった。


人生のご褒美なんだろうと思う。




妊娠したら、

これまでそればかりを望んで止まなかった私が

幸せな気持ちになるのは当たり前なので、

妊娠の幸せと現状の幸せを区別するために、


今、このことを記録しておこうと思ったのでした。



妊娠していなかったとしても、

今のままでも幸せだということを思い出して

前を向こうと思えるようにという考えもあります。