嫌われる勇気
という本を知っていますか?



何度も読んだから、端が折れてる(笑)


この本は数年前に流行ったので、知っている方も多いかとは思います。
アドラー心理学について書かれた本ですね。


アドラー心理学という言葉は、当時全くの初耳だったせいもあり、最初はとても難しくて…
かなりわかりやすく書かれている「嫌われる勇気」でも、二回読んでようやく分かってきた感じでした。
同時に、読んで良かった、と思ったのを覚えています。



最近その続編が出たよ、
というのも聞いていたので、本屋に行った時に赤い表紙が目に飛び込んで来た時、「この本だな!」と反射的に買ってしまいました。
それが「幸せになる勇気」という本です。



読み始めてびっくりしたことがあります。


前々回のブログだと思うのですが、知らないということは怖い、と書きました。
そうしたら、


同じような事が、この本の1番最初に出てきたんです!





こんな事が書いてありました。僕の言葉でまとめますね。



アドラー心理学は、哲学であると考えていますと前置きして、

『哲学とは、知ることを愛する事である。
だから、全てを知った人がいたら、それは完全な知者であって、哲学者ではない。』

アドラー心理学は哲学、だとすれば、考えて知って生きることが大事と言いたいんだな。
暗に、全てを知ってる人っているの?という事かも。

ほう。って思いました。
しかも続けて、ソクラテスの言葉が出てきてハッとしました。

『自らの無知を知っている、という一点において、私は彼らより知者である』
という言葉。

無知の知、と言うんだそうですね。



知らない、という事を忘れないようにしよう、と思っていたら、偉大な先人はこんなにわかりやすくまとめてくれていたんだ!

そして、有名な言葉という「無知の知」を知らなかった、という自分の無知があせる



あまりに自分にタイムリーな話題から書いてあったので、本当に驚きました。



以前、『嫌われる勇気』を読んでいるとある人に話したとき、

「ああ、その賛否両論の本ね!」

と、パラパラと斜め読みしながら(読みもせずにだったかな?)言われたことがあります。



今はインターネット上に情報がたくさんあって、見てない映画だって見た気になれるくらい、色んな人の意見もすぐ見られますよね。

読まないと分からないこともある。
これからも、無知の知、を心に刻んでおこうと思いました。


幸せになる勇気。
先を読むのが楽しみです。