このブログを見ている方で、ホルン吹き、さらには中高生ってどれくらい居るんだろうか?
そういうことはあまり考えず、思いついたのでホルニスト向きに書いてしまいます。



ホルンを指導していて、なんだかんだ言って一番来る質問が、
「どうやったら高い音が出るようになりますか?」
でしょうね。
金管楽器は、その辺りの悩みはだいたい一緒なのかな?


高い音を出すための練習方法は、もちろんあります。
僕も、中学生の時の最初の一年は、五線の上のファやソだって出なかった。
でも、ある時出るようになりました。


それには、条件があるということに気がついたのは、案外最近の話。




ズバリ、条件は大まかに三つ!!

①息の圧力を高められること。

②高い音に身構えないこと。

③毎日(毎回)高い音を出すこと。



①圧力について♪
ホルンやトランペットのハイトーンは、息の圧力が大事です。
圧力計を使って、計ってみることもあります。
「息をたくさん出す」「力一杯吹く」は間違いです!
とにかく、圧力を高められることが、前提条件となります。


②の身構えないことについて♪
これが案外、一番大事かも。
ホルンのハイトーンをピアノで弾くと、思った以上に真ん中の位置にあることが分かります。
ハイF、なんて言いますが、木管楽器だったら、本当に普通の音域なのです。
「高い音なんだ」「難しい音を出すぞ」という気持ちが、ハイトーンを出す上で最大のブレーキになっているんですね。


③とにかく出す♪
僕はウォームアップで、必ずハイFまで出します。
しかも、最初のエクササイズで到達します。
ということは、楽器を出して5分以内にすぐ最高音付近まで出すのです。
とにかく毎回、あまり何も考えずに、「自分の出来る最高音付近まで出す」これが大事です。



高い音についてもし悩んでいるなら、三つの条件を確認してみてくださいね。

次回は、三つの条件毎に、練習方法を提案してみたいと思います。