昨日は、完全に自分のことだったので、今日はホルンを上達したい人向けに、特に中高生に一言。


練習しますよね?
その時間は十分ですか?

「十分足りています!」
なんて胸を張っていえる人はまずいないでしょうね。

みんな少ない練習時間を使って、なんとか上達したいと思っているんです。

たまに、聞いてみると、
「パート練習して、合奏です」という答えが返ってくる中学生がいます。

そんな時、僕は、
「まず、個人の練習をしなさい」と言いますね。
30分あればOK!無理でも15分はやりなさいよ、と。


何をやるべきですか?
と聞かれれば、
まんべんなく、5分ずつ、色々な練習をしなさい。
例えば家庭科の時間に、栄養素の表を見たでしょう?炭水化物だけ食べてても、たんぱく質だけ食べてても、やっぱりダメだよね…って。


そしてそして、
問題はこの先です。色々な個人練習を15分かけてやりました…
その時に、負荷をかけていますか?

負荷とは、読んで字のごとく、重い荷物みたいなものです。

やりやすい音域「だけ」のロングトーン。
毎回同じ音を行ったり来たりする「だけ」のリップスラー。
高い音までは「絶対に」上がらない音階練習etc...
↑そのような、かる~い負荷の練習だけになっていませんか?

ちょっと頭を使い、工夫すれば、少ない時間でも必ず上達できるもの。
さっきの例の逆を行けば良いんです。
音階は、無理なところまでやらなくてもいいから、必ずちょっと難しい音域まではやってみましょう。
みんなで負荷をかけて、上手くなろうじゃありませんか。




さて、明日から二日間は、新潟県に行きます。
高校生のレッスンがあります。
やる気のある高校生のレッスンは、こちらも楽しみだ!
体力を使いますが、やり甲斐のある仕事です。


飛行機がちゃんと飛びますように…
おやすみなさい。