②肩甲骨
三角形の頂点部分は上角、下角、外側角である。三辺は上縁、内側縁、外側縁。
外側縁の上方には関節窩とよばれるくぼみがあり、上腕骨と肩関節をつくる。関節窩の上端に関節上結節、下端に関節下結節がある。
上縁には肩甲切痕とよばれる細い切れ込みがある。
肩甲骨の後面には大きく盛り上がった肩甲棘がある。肩甲棘の外端は肩峰である。
肩甲棘の上方のくぼみは棘上窩といい、肩甲棘の下方
のくぼみを棘下窩という。
肩甲骨の外上方には前方に突出する烏口突起がある。
肩甲骨の前面は肩甲下窩で浅くくぼんでいる。ここが肋骨に面している。