自由下肢 足根骨 | 山羊Tのあなとみ

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あはき用アナトミーテキスト

③足の骨


(ア)足根骨


 7個。


 近位の2骨は距骨踵骨。遠位の5骨は舟状骨、内側楔状骨、中間楔状骨、外側楔状骨、立方骨


 距骨は足根骨のうち最も近位にある。踵骨の上にのっている。

 3つの関節面を持つ。距腿関節をつくる距骨滑車、距骨前面にある舟状骨との関節面、下面の踵骨との関節面の3つ。


 踵骨は足根骨のうち最大の骨。一般にかかととよばれる大きな隆起を踵骨隆起という。ここにアキレス腱がついている。


 

 遠位の骨で中足骨と関節をつくる骨は、外側から立方骨、外側楔状骨、中間楔状骨、内側楔状骨と並ぶ。








(イ)中足骨


 中足骨は5本の管状骨。

 近位端を底、中央を体、遠位端を頭という。


 内側から第1~5中足骨と並んでいる。



(ウ)指骨


 手と同じ形であるが、短い。近位から基節骨、中節骨、末節骨と並ぶ。母指には中節骨がない。各骨は近位から底、体、頭と区分される。