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今日は、
本当の「安定」って？という話
についてです。
自衛官から民間に転職したとき、
「安定を捨てるなんてもったいない！」
と言われました。
ですが、
僕自身は
「自衛官＝公務員＝安定」
だとは思っていませんでした。
なぜなら、
こんなふうに思っていたからなんです……。
・56歳で定年を迎えて、
その後民間企業に再就職する必要がある。
『何十年も自衛官として勤務して、
民間に行ったって、行かせるスキルなんてあるわけない。』
『再就職自衛官の給料が
半分あるいは3分の１になる』
・不透明な昇任システム
『誰が昇任して、
誰がしないのか判断軸がよくわからない。
部下の昇任すら掌握できない。。』
・同じく不透明な評価システム
『同じ仕事をしても、
ボーナスがAの人、Bの人がいるのが、やっぱりナゾ。』
・向上心を持って仕事をするとイヤがられる
『改善をしようとするとまず足を引っ張られる。』
『ナニがんばっちゃってんの？みたいな雰囲気はイヤ。』
これらの「不安定」な要素が転職して、
１８０度変わりました。
特に、
自分のキャリアが評価されるようになって以降、
・転職サイト経由でスカウトが定期的に来るから、
今クビになっても大丈夫だなと思える。
・納得感のある昇任システム。
というか昇任しなくてもキャリアが
キチンと積み上がっていくから、
昇任する・昇任しない、という点に不安がない。
・３６０度評価で自分に必要な成長部分がわかる。
フィードバックをくれる同僚は本当にありがたい存在。
・向上心を持っている人たちで溢れている。
自分ももっと前に進める、と感じさせてくれる。
という感じに変化しました。
一番大きなポイントは
「今仕事を辞めても次の仕事がある」
と思えていることです。
これはつまり、
今の自分のキャリアや経験で社会に役立つことができる、
という意味です。
これは自衛官のままでは得られないものでした。
収入や福利厚生がいくら整っていても、
自衛官という肩書きを外してしまったら何も残らない、
と感じていた頃とは大きな違いです。
あなたにとっての「安定」は何ですか？