東京の骨格・パーソナルカラー診断士のyagiです。

 
先日マスタード色のシャツを買ったと書きましたが、その後最近購入したターメリックの粉と完全に色が一致していることに気づいてしまったyagi。つまりこれはウコン色だった!
そしてターメリックといえば私の好物のカレーに欠かせないスパイスではないですか。つまり、私は、彼(※カレーだけに)を愛するあまり無意識に自らを彼(※カレーだけに)に寄せていたというのか…!?
そしてまさかホワイトデニムを合わせることでなんとカレーライスになることが可能なのでは…!!?
これは大変な発見をしてしまいました。受賞も夢ではない。
 
 
 
 
さて、最近「色を正しく伝えるのって難しいなぁ」と改めて思った出来事がありました。
 
 
色について勉強した人同士でも、実際に手元にある色をそこにいない人にどんな色か正確に伝達するのはとても難しいです。
 
 
先日、某フリマアプリでバッグを購入しました。
 
画像はすべてお借りしました
画像はどれも実際購入したバッグではありません
 
 
商品タイトルには「ベージュ」バッグとあります。
 
どんなベージュかな?
 
 
しかし商品写真は「オフホワイト」にしか見えない。
 
オフホワイトならこんなかな?
 
 
写真の色が明るく写っているだけかも…でもベージュといっても幅広いし…。さらにパイソンの切り替えがあったので、もしかしてベージュとはパイソン部分を指している??
 
 
わからなかったので出品者の方に質問をしました。
 
「そういわれてみればベージュよりオフホワイトの方が近いかもしれません」という回答だったので、オフホワイトのほうが似合う私はよっしゃー!と思い購入しました。
 
しかし届いた現物を見てみると、これは…オータムの明るいグレージュ、かな…?
 
 
グレージュといっても幅広い…
実際の色もこれとはまた少し違います
 
 
オフホワイトではない。確かにうすーいベージュであった。黄みにもピンクにも転んでいない、グレーの濁りはちゃんとある、明るいベージュ。
 
この色を私は絶対にオフホワイトとは呼びませんが、人によってはこれもオフホワイトっぽいと思うんだなぁとなんだか感慨深くさえ感じてきました。
 
 
 
こまかい色の見分けにはある程度の関心や知識や経験値が必要です。
 
診断士同士ではその知識や経験が近いので、口頭でこんな色と伝える時に(難しいけど)イメージが大きくすれ違うことは比較的少ないです。
 
たくさんの色を見比べ見極める経験を積むことで一見似たような色でもちょっとの違いが大きな違いになって似合ったり似合わなかったりすることを知っているからです。
 
でもそこまで細かく見極める経験を積んでいなければ、たとえば「ピンク」も「薄いピンク」「濃いピンク」「明るいピンク」「暗いピンク」「紫がかったピンク」「オレンジに近いピンク」「桜っぽいピンク」「サーモンピンク」「ショッキングピンク」とかそんな感じのおおまかな表現になりますよね。
 
私の母なんて先日「色の違いなんてわからない。グレーなんて明るいグレーか暗いグレーしかない」と爆弾発言をしていました。
 
色へのこだわりなんて本当に人それぞれで、見分けられる色もそれぞれで、感じ方もそれぞれで、表現の仕方もそれぞれ。
 
色を人に伝え、説明することは難しいなと改めて感じました。
 
その人にとってわかりやすい表現で、できるだけ間違えにくい見分けのポイントを伝える技術もパーソナルカラー診断士にはとても重要な技能だと思います。
 
お客様のほうもこの色とこの色の違いがわからない、説明がわかるようでいまいちわからない、なんてことがあればわかったフリなどせず、とことん質問をしていただければと思います!それを嫌がる診断士はいません!
 
 
パーソナルカラーは4分割でこれ!と分けるだけでは「似合う」には導けません。
 
パーソナルカラー診断PLUSではその後の生活に活かせるように実践的な診断をしていますよ。
 
 
 
私はターメリックとマスタードを間違えましたけど。(買ってから着てなかったから記憶があいまいだったんです~診断では間違えませんよ~!)