「紙」を彫ったり、巻いたり、ときどき溶かしたり。
おいしいアートとビーズを作る「やぎ~ぬ工房」です。
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オミクロン株の勢いが止まりませんね。。
もちろん今までも感染には気を付けてきたつもりですが、
仕事と食料の買い出し以外は、極力外出を控えています。
その分、作品制作に精を出します!
…と言いつつ、今日も制作のお話ではありません。
(ちゃんとやってはいるんですよ…ちゃんと…)
皆様、「ゆべし」という食べ物をご存知でしょうか?
私は小さい頃、毎年家族で日光へスキー旅行に行っていたのですが、
帰りに必ず買って帰るのがゆべしでした。
三つ葉のような形で、中にはあんこ、表面にけしの実が散らしてあり、
もちもちしておいしい和菓子
こちらのメーカーさんのものです↓
(日光で買ってましたが、福島銘菓みたいですね)
「え? 私の知ってるゆべしじゃない!」
と驚かれた方もいらっしゃるかもしれませんね。
実はゆべしと呼ばれる食べ物は全国各地に存在していて、
地域によって見た目も作り方も全然違うみたいですよ。
「日本ゆべしマップ」なんて作ったら面白そう…!
さて、私が以前から大好きな時代小説、
高田郁さんの「みをつくし料理帖」にも、
ゆべし(小説内では「柚べし」)が登場します。
こちらのゆべしは、
くりぬいた柚子に味噌や木の実を詰めて蒸し、
1か月以上干して作るもの。
手間暇のかかる、超高級和菓子とも言われるものだそうです。
以前から作ってみたいなぁ…という気持ちはあったものの、
柚子の季節になるとなぜかコロッと忘れてしまい。
今年はバッチリ材料を用意できました
ただし、失敗すると怖いので、2つだけ…
柚子の上部をカットして、中身をくりぬきます。
味噌・砂糖・クルミ・松の実を混ぜて、柚子の器に詰めます。
満杯にせず、少し少なめに入れるのがポイント。
蒸した時に中身があふれてしまうので…
蒸し器に入れ、1~2時間ほど蒸します。
柚子の皮があめ色になればOK!
これを布巾に包んで…と書いてありましたが、
うちはなかったのでキッチンペーパーに包んで、
紐で吊るして1か月以上外に干しておきます。
出来上がりはどんな味になるんだろう?
味噌を入れているので、かなり濃い味になる気はしますが…
冬の風にさらされて、
じっくりじっくり熟成されていくのを待っているところです。
無事に完成したらまた報告しますね!
(報告がなかったら…察してください…)
やぎ~ぬ
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