「紙」を彫ったり、巻いたり、ときどき溶かしたり。
おいしいアートとビーズを作る「やぎ~ぬ工房」です。
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個展も終わり、次のイベントまで少し時間もあるので、
7月はインプット月間。
ということで、私の大好きな美術館をハシゴしてきました!
多少展示のネタバレを含みますのでご注意ください
① アクセサリーミュージアム (目黒・祐天寺)
企画展「愛でたきオールドノリタケ展」
陶磁器のメーカー、ノリタケは聞いたことあるけれど、
オールドノリタケって?
と疑問に思って調べたら、
・明治~第二次世界大戦まで欧米に輸出されたもの
・職人の細かな手作業で作られているのが特徴
とのこと。
確かに絵付ならではのあたたかみや、
ポコポコと花や模様が盛り上がって見える仕上げ方に、
職人の息遣いを感じるよう…
で、ここで終わらないのがアクセサリーミュージアムのすごいところ。
突然ですが、下の4つの器、
いったいどんな用途で使われていたか分かりますか?
①
④
正解は…
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①口ひげが汚れないためのカバー付きティーカップ
②コンデンスミルクの缶を入れる容器
③高級な付け襟を保管しておく容器
④抜けた髪の毛を貯めておく容器
(今で言うカツラとかエクステ的なものを作るためらしい…)
もちろんこれら以外にも素敵な器がたくさん展示されていますし、
常設展のコスチュームジュエリーも、
時代ごとの流行をじっくり追いかけながら見られます。
(土日でも比較的ゆっくり鑑賞できるのが魅力!)
「愛でたきオールドノリタケ展」は、8月11日(日)までです!
②松濤美術館(渋谷)
企画展「111年目の中原淳一展」
※展示は撮影禁止だったので、展示室の外に会ったパネルを
イラストはよく目にすることのある中原淳一さんですが、
そういえば今まで原画は観たことがなかったな…と思って。
涼やかな目元や、内側からにじみ出るような頬や耳たぶの血色感、
原画でしか目にすることのできない表現を、じっくり目に焼き付けてきました!
この女性たちが令和の時代でも全く古臭く見えないのはどうしてだろう…?
(とはいえ、現代人が普通に真似するだけではこの色気は出ないのも事実…)
そういえば今まで原画は観たことがなかったな…と思って。
涼やかな目元や、内側からにじみ出るような頬や耳たぶの血色感、
原画でしか目にすることのできない表現を、じっくり目に焼き付けてきました!
この女性たちが令和の時代でも全く古臭く見えないのはどうしてだろう…?
(とはいえ、現代人が普通に真似するだけではこの色気は出ないのも事実…)
イラストだけではなく、パッチワークの洋服や着物の展示、
そして晩年に制作した人形(!)なども見られます。
渋谷駅からは少し歩きますが、それだけの価値がある展示です!
なにより、美術館自体が吹き抜けの美しい建物なので、そちらもぜひ。
「111年目の中原淳一展」は、9月1日(日)までです!
やぎ~ぬ
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