そうゆう時間はもっと欲しいよ… | 相棒Яの日々精進 (テレビカメラマンも奥が深い…)

そうゆう時間はもっと欲しいよ…

あれ?

暫く更新しない間に、使いやすくなってる…


今日はとあるトーク番組の収録。

以前から、たまに担当していたのだが、今日の収録からマイナーチェンジだとか。


この手の番組の大まかな流れは…

集合→打ち合わせ→位置決め→本番→撤収→終了 なのだが


今日はマイナーチェンジの影響で、位置決めが難航。


何が原因だったのか?


① セットは変わっていないのに、出演者が減った


② ディレクターの要求する画に皆が翻弄された


③ 主張する人が大勢居た


その他にも色々原因はあったが、大きくまとめるとこの3つ



①に関して

今まで、7人だったのが6人に減った。

なのに、セットは今までと一緒。

しかも、円形セット。

そりゃ、どう撮ったって「スカスカ感」はありますよ!

均等に位置を広げて行けば2ショットが広がっちゃうしね。

逆に、位置を狭めて行けば広い画(GS、LS)を撮ったときにアンバランスな感じ。


②に関して

ディレクターが欲しい画を考えてきていたのだが、

要求を全て満たそうとすると、画が成立しなくなっちゃう。

簡単にいうと(あちらを立てればこちらは立たず)


③に関して

①と②の問題に対していろんなスタッフが意見。

意見をまとめる事がなかなか出来ず。




結局、スケジュールが押してきてしまったので、位置決め終了!


本番突入。





そんな時もあるよ…

始まっちゃえば、なんとかなるもんだよ…


って考えながら、カメラを振った。




そして、2本撮りのうち1本目終了。


可も無く、不可も無く終了。



10分休憩だ。




「…………」って感じが残ったまま、半分終わった。

気持ちを切り替える為に、スタジオを脱出、休憩スペースで缶コーヒー。

一人でボケーっと窓の外を眺めていると、いつの間にか他のカメラマンたちも来ていた。


皆、フツーに談笑している。

なんか、俺だけ置いてけぼりなのかなぁ?って思っちゃって、一人でスタジオに戻ろうとしたら、

Tさん(先輩カメラマン)に呼び止められた。


Я 「はい?どうしました?」


T 「いや、みんな頭がいいなって思ってさ!」


Я 「えっ?どうゆう事っすか?」


T 「俺さ、さっきの位置決めじゃ、ぜんぜん理解出来なくて、収録しながらも考えたけど、まだ理解できてねぇよ」


Я 「いや!僕も理解できていませんよ」



安心もしたが、後悔もした。


置いてけぼり感は消えたが、やはり納得できるまで話し合えれば良かったなと。


このまま、2本目に突入するのはイヤだなと思いつつも時間が無いので、

スタジオに入ろうとした時、K(後輩カメラマン)がスタジオから出てきた。


K 「まだ準備がかかるみたいですよ、1本吸っときます?」


Я 「そだね」


再び休憩スペースへ、

1本目の反省も兼ねた一服。


時間は短かったが、内容の濃い3分だった。

「あのポジションは無理があるからKに任せるよ」とか

「Kの撮った2ショットは生かしたままで、寄りの画は俺が助けに行くよ」とか、

ギリギリまで話し合った。



しかし、結局…


2本目の方がボロボロの結果だった。


でも、1本目の終了時よりも、爽快だった。


だって、努力したもの!


いい物作るために話し合ったもの!!



終了直後、隣にいるKと目があった。


Kはため息をつきつつも、笑顔だった。