1年って早いなー | ダブルストーマ三回の再発を乗り越えて

ダブルストーマ三回の再発を乗り越えて

初発は平成10年3月大腸腸管内に癌が大きくなって腸管を塞ぎ腸閉塞なって入院検査の結果肝臓に転移あり、大腸肝臓摘出手術。二回目の手術で人工肛門増設、三回目の大手術尿路変更手術そして四回目の転移肺癌摘出手術を経て五年九ヵ月初発から12年苦難の道であった。

1年って早いね。あっという間だね。
年をとるほど時間が早く経つように感じますね。
60歳の人間にとって1年の長さは人生の60分の1であるが、6歳の人間にとっては6分の1に相当する。

要するに「今年1年」と云うのは、「自分の年齢分の1年」
なので、年を取ればとるほど、1年の比重が少なく
それが段々と小さくなって1年が短く感じるわけです。
「年をとるほど時間が早く経つ」ジャネーの法則と呼ばれています。


「1年って早いなー」というとネガティブになるのか?
「1年って早いなー」平凡で変化がなかったことか?
「1年って早いなー」充実感がなかったことになるのか?


辛くて苦しい闘病生活を長い期間過ごした自分にとっては、普通の生活(朝睡眠から目が覚めてコップ一杯の水が飲める喜び、呼吸が楽にできる喜び、三度の食事が取れる喜び、そして体の痛みがなく楽に睡眠に入れる)ができることこそ一番幸せなのです。


闘病生活は、とても長く感じました、入院期間特に抗癌剤治療期間・放射線治療などの時、病院のベッドで天井を見ていて一日が非常に長く感じていまいた。

 「1年って早いなー」という事は幸せであると結論づいた。