幼少期はアトピー気味であったが、思春期は餅のような凹凸ゼロのトラブル知らず肌であった。

 

化膿ニキビで顔面膨れ上がったのが19歳の時である。ずるずると交際を続けていた男と最低の別れ方をし

 

幼い私は完全に精神が壊れてしまう。授業中教室内で財布の盗難被害に遭い、つまり犯人は一緒に授業を受けていた生徒ということで一気に人間不信に。

 

就職活動がのしかかり、プレッシャーでホルモンバランスが崩れ顔面ニキビ顔に。

 

TKと破局後のインタビューに答える朋ちゃん状態だった。

 

 

 

 

「ファンデーションは使ってません、ポンズダブルホワイト♬」のCMで柴咲コウさんが明るく演じられていた時代です。

 

知識のない美白を求める浅はかな若者は皆これを購入していました。

 

これでかぶれた友人が沢山いたことを記憶している。そして誰も白くならなかった。

 

松嶋菜々子さんがマックスファクターのファンデーションのCMに出演されていて、顔面ニキビ女子は藁をもつかむ思いで

 

なけなしのお金で購入するも、全く肌に合わずがっかりしたことを思い出す。ほとんどの化粧品が痛い、しみる、ニキビが治らない。

テレビCMで宣伝されている商品はほぼ肌に合わなかったのだ。その頃には皮膚科で十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)という漢方を処方され毎日服用していた。

 

 

 

辿り着いたのがFANCLである。約10年FANCL党に。

 

真面目にマイルドクレンジングオイル からの泡洗顔 を行っていた。当然肌はどんどん乾燥する。かなりの金額をつぎ込んだ。

 

就職後はエステに通い新しい恋もする。どうにか元の状態に戻り、その頃にはもう、皮膚の専門家かというくらい拘りの集大成で肌ケアを行っていた。

 

美意識の高すぎる20代であった。経験がそうさせた。

 

 

 

 

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以前の投稿で流産と派遣仕事の話を書いた。その頃大きな肌転機があったのだ。

 

流産した時に先生から、股は洗ってはいけないと言われる。

 

意味が分からず聞き返したことを覚えている。

 

理由は延べず、「洗うな」とだけ言われた。

 

恐いで有名な女医さんだった。

 

理解しないままその言葉を持ち帰った。

 

お股は必ず、足と同じように石鹸でしっかりと洗っていたから

 

先生は逆のことを仰った と頭に刻まれた。

 

 

派遣で連日の外回り 初夏、日光と蒸れに負けたのだろう。

 

仕事中にいきなり股が痛くなり、我慢できない。ろくに歩けなくなり、帰る途中の大都会で婦人科を探し駆け込んだ。

 

性器ヘルペスだった。

 

免疫力が落ち、外回りで一気に陰部の環境が悪くなり発症したらしい。

 

激痛で歩けない。経皮麻酔が効かない。

 

かかりつけの婦人科(妊活)へも行き暫く仕事を休んだ。