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金錫炳理事長の「離任の辞」③-2～「数百億ｳｫﾝ横領構造」事例:マグノリアモッチブ、架空インテリア工事費だけで50億ｳｫﾝ（5億円）(2024-08-21)
統一財団は、2016-09-08近隣生活施設(商業施設)である「マグノリアモッチブ」の建築許可を受け、鮮苑建設と請負工事契約を締結して「マグノリアモッチブ」の工事を進めた。
これとは別にチョン・ウォンジュ副院長とユン・ヨンホ本部長は、2017-03-30、資本金5,000万ｳｫﾝ（約500万円）で「HJマグノリアグループ」を設立したが、会社には資金がなく、「マグノリアモッチブ」の建築中であるにも関わらず、インテリアおよび設備工事を直接発注し、工事費は幾何学的に増加した。
チョン・ウォンジュ副院長とユン・ヨンホ本部長が「HJマグノリアグループ」を通じて会社資金を横領していることに対して、私と「統一教会不正腐敗追放監視委員会」では2018年の初めから持続的に問題を提起した。
これに対して「HJマグノリアグループ」の本部長から鮮苑建設副社長に栄転したキム・ジャンフェ氏が、2018-09-03家庭連合ホームページに「HJマグノリアの運営に関する事実確認」という立場文を掲載した。
家庭連合ホームページからは削除されたが、この内容をコピーして2018-09-05カフェに「HJマグノリアの運営に関する事実確認」というタイトルで記事をアップしているので参考にしていただきたい。
https://cafe.daum.net/W-CARPKorea/cSkJ/36044 2018-09-05
キム・ジャンフェ鮮苑建設副社長の弁明文と、統一財団で作成した内部資料により、インテリアおよび設備工事を通してどのように食口たちの献金を横領・着服したのか、具体的な過程を知ることができるようになった。
■統一財団の役割(組織的背任)
1. 統一財団は食口からの献金をチョン・ウォンジュ副院長とユン・ヨンホ本部長に上納する方案として「HJマグノリアグループ」に73億300万ｳｫﾝ（7億3千万円）を貸与。
2. 「HJマグノリアグループ」は、帳簿に記載されたインテリア、設備工事費として対物弁済。
3. 統一財団の監査と役職員は、「HJマグノリアグループ」の帳簿金額に何の問題もない粉飾。
インテリア、設備の工事費が架空増額された明確な根拠として、2021年11月に鮮苑建設が「マグノリアモッチブ」2階にあった「孝情宴」を「木蓮レストラン」にリモデリングした工事があるが、このリモデリングのための工事費は2億ｳｫﾝ（2,000万円）だった。
■HJマグノリア2階 「木蓮レストラン」リモデリング工事
位置：京畿道 加平郡 雪岳面 ミサリ路189，2階
規模：2階 内部リモデリング
工事期間：2021.11.01～2121.11.30
発注処：株式会社 HJマグノリア龍平ジオーシャンホテル＆リゾート
■2021年 鮮苑建設監査報告書請負工事内訳
※赤枠部分翻訳
HJマグノリアG
木蓮レストラン
リモデリング工事 183 183 183 201 201
ところが、2017年「マグノリアモッチブ」2階「孝情宴」のインテリア工事費だけで9億ｳｫﾝ（9,000万円）、食堂設備および装備費だけで4億ｳｫﾝ（4,000万円）と合計13億ｳｫﾝ（1億3,000万円）も支払っている。
2021年11月に鮮苑建設が施工した「孝情宴」から「木蓮レストラン」へのリモデリング工事費（2億ｳｫﾝ/2,000万円）と比較してみれば、2017年「HJマグノリアグループ」から統一財団に提供したインテリア設備工事費13億ｳｫﾝ（1億3,000万円）の大部分が架空増額された金額であることが、すぐに理解できるはずだ。（※文中のレートは便宜上、1円＝10ｳｫﾝで換算）
2024-08-21
崔鍾根
[統一教会不正腐敗追放監視委員会]