2024-05-16、インターネット新聞『宗教と真理』のオ・ミョンオク記者が、江原道平昌郡にあるキム・ヒョナム訓母集団に潜入取材した内容の記事を掲載したが、この内容が多くの話題を呼んでいる。

 

統一教会の清平霊的役事の歴史は、1995年にキム・ヒョナムが霊的に大母ニムに侍りながらスタートし、キム・ヒョナムは20年間、清平の実質的な運営・管理を行うと同時に、統一教会の霊的指導者として大母ニムと呼ばれながら食口たちを主管した。

 

しかし、私が、10年前となる2014年4月8日から匿名で「200億円シリーズ」(2,000億ウォン/※便宜上レートは1:10で換算)をカフェにアップし、キム・ヒョナム一家が清心教会を通じて食口たちの献金をどのように横領、着服したのか公開的に伝えて告発した。

 

結果的に清平のキム・ヒョナム王国は崩れ、世界本部は2015年12月31日、キム・ヒョナム訓母の公的使命が終了したと公文を出した。

 

真の父母様実体時代 訓母の公的使命終了に対する案内

 

統一教会の権力者層は、キム・ヒョナムの公的使命が終わったことを全世界の食口たちに知らせ、キム・ヒョナムのほうで持ち去った公金の一部(20億円?)を回収することで、法的な部分を含めて統一教会とキム・ヒョナム訓母の関係を整理した。

 

清平聖地において、公的に霊的役事を行うとしながら、食口たちの献金数十億円以上を横領、着服したキム・ヒョナム訓母の問題は非常に深刻だ。キム・ヒョナム訓母は、あらゆる修錬会において、食口たちの献金と公的資金の重要性を強調した。それでありながら、恥ずかしげもなく食口たちの献金数十億円以上を横領、着服したためである。

 

それなのに、キム・ヒョナム一家に対していかなる責任も問わず、静かに覆い隠した統一教会権力者層の行いにより、統一教会権力者層の大部分は組織的犯罪集団に変貌し、公金横領は日常化した。統一教会の権力者層は、食口たちの献金と会社資金を思うままに横領、着服しながら何の罪意識もなく、公金と会社資金はすべて先に奪った者が勝ちとなったのだ。

 

記事によれば、大母ニムは清平にいらっしゃるのではなく、2017年からキム・ヒョナムと共に平昌「チョンソンエウォン」に留まっていらっしゃるという。

 

そういうと、キム・ヒョナム訓母は、

 

「聖徒たちが困難を抱えて訪ねてくるじゃないですか。だから、100%(問題が)良くなるのは良くなります。大母ニムが手伝ってくださるので」(笑)

 

―大母ニムがここにいらっしゃるのですね。

 

「はい。ずっとここにいらっしゃいましたよ。一度も離れず。たぶん、私がかわいそうだからそうなのか。それに、お父様が祝祷して行かれながら、二人が一つになって…そういう様々なみ言葉をくださいました。ですから、(大母ニムは私から)去っていかれないのですよ」

 

 

統一教会世界本部の公文によれば、2015年12月31日付で訓母の公的使命が終了したとなっているが、大母ニムがキム・ヒョナムから去ったという内容はない。すなわち、霊的内容は分からないが、キム・ヒョナムは訓母としての公式使命は終了したが、霊的には大母ニムが共にいらっしゃるという意味だ。

 

それにも関わらず、HJ天宙天宝修錬苑では、大母ニムに侍り先祖解怨を続けているのだが、これに対する疑問が増幅せざるを得なくなった。

 

キム・ヒョナムの言葉どおりなら、大母ニムは「チョンソンエウォン」にいらっしゃるのであり、清平修錬苑を訪ねてこられることはない。

 

イ・ギソン苑長は、2015年からHJ天宙天宝修錬苑長として、清平の霊的歴史と修錬に責任を持っていながら、大母ニムが清平にはいらっしゃらないという事実を知らなかったのだろうか? あるいは、知っていながら知らないふりをしていたのだろうか?

 

キム・ヒョナムの公的使命は終了したとしても、「今も霊的に大母ニムに侍っている」というキム・ヒョナムの主張が嘘ならば、今からでも食口たちの献金を横領、着服したことを根拠にキム・ヒョナムに法的処罰を受けさせ、食口たちがキム・ヒョナムを訪ねて行かないよう処置を取らねばならないだろう。

 

そうしなければどれだけ多くの日本食口たちがカルト霊媒に転落したキム・ヒョナムを頼っていくか分からないという点を考慮し、強力な処置を取ってくれることを願うものだ

                                                                                        崔鍾根

                    [統一教会不正腐敗追放監視委員会]

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