誰がリークしたのか?⑨…独生女の堂々とした姿を期待しつつ

 

 

独生女の花見見物の日程は1泊2日であったが、2024年3月30日(土)、ディオーシャンホテルのロビーで記者たちからインタビューの要請を受けた衝撃で、食事だけを済ませて急遽、天正宮に戻っていった。

 

天正宮では事件後の2024年3月22日に、「正義連帯」キム・サンミン事務総長が韓鶴子総裁を含む6名(キム・ソクビョン、チョン・ウォンジュ、ユン・ヨンホ、パク・チニョン、法務法人キム某氏)を特定犯罪加重処罰等に関する法律違反(賄賂)等でソウル北部地検に告発した事件を解決する責任者として、チョン・ウォンジュ第2秘書室長を選んだ。

 

チョン・ウォンジュ第2秘書長は、2018年ユン・ヨンホ本部長とともにパク・チニョン/韓鶴子総裁顧問弁護士を「特定経済犯罪加重処罰等に関する法律違反(背任・詐欺)および弁護士法違反」で告訴した当事者なので、告訴内容を誰よりも詳しく知っている。そのためキム・サンミン総長が賄賂罪で告発した事件の対策を立てて解決する責任者としてもっともふさわしいように見える。

 

チョン・ウォンジュ第2秘書室長が、告発された賄賂罪を解決するためには、3つの難題を克服しなければならない。

 

1つ目は、最も解決が簡単な「記者とメディアを完璧に封じること」だ。

 

統一教会で20年以上メディアを担当した後、停年退職したアン・ホヨル局長に再度メディアに対策の責任を任せたが、2024年3月30日、麗(ヨ)水(ス)ディオーシャンホテルのロビーでのインタビュー事件が起こった。この件でアン・ホヨル局長の限界とレベルが明らかとなり、結果的にメディアが報道せず、この事件が外部に流出しなかったのは、チョン・ウォンジュ室長の弟である『世界日報』チョン・ヒテク代表理事の影響力が適用されたようだ。

 

しかし最大の問題が残っている。一般人にも公開されているホテルのロビーという場で起こった独生女のインタビュー要請事件は、多数の人々が目撃し、動画撮影をした者もいるはずだ。この映像がいつどこで公開されるかは誰にも分からないが、いつか一部でも公開されることになれば、警護員や会社の役職員たちの対処をはじめ、独生女がどう対応したのかが公になるだろう。

 

独生女は、米国時間2018年7月13日~14日、二日間にわたり米国の法廷にUCI訴訟の証人(参考人)として参席し、弁護士たちの質問に答弁しているが、その内容がYouTubeにアップされている。これらの内容は、2018年9月16日、カフェに「TMの米国法廷陳述を見ながら」というタイトルでアップしているので参考にしてほしい。

 

https://cafe.daum.net/W-CARPKorea/cSkJ/36082

 

統一教会の権力者層は、米国の法廷で証人(参考人)の立場で陳述した独生女の姿を「毅然として堂々とした姿」と誇り賛美した。法廷の場でも毅然とした態度で堂々としていたという独生女が、一介の記者からの賄賂罪についてのインタビュー要請には、どう対応したのだろうか?

 

統一教会の権力者層が、「人類の母、地上に初めて誕生された独生女のことを、統一教会の食口だけではなく全人類が賛美し、お会いできることを願っている」と(世の中や独生女に)報告していることをよく知っている。そのため、独生女は、記者の賄賂提供に関するインタビュー要請に対しても、毅然かつ堂々とした態度で対処したことであろう。

 

ディオーシャンホテルのロビーで生じたインタビュー要請の映像に、独生女の人類の母としての堂々とした態度、毅然さが収まっているならば、統一教会は、米国法廷での独生女の陳述の様子がYouTubeで公開されたのを見て「独生女の毅然とし、堂々たる天の父母様の姿に感動した」と食口たちに広報したように、今後公開される映像も広報して誇ってくれることを願う。

 

チョン・ウォンジュ室長が解決すべき最初の難関は、2024年3月30日、ディオーシャンホテルのロビーでのインタビュー映像の公開を防ぐことと、記者たちが賄賂罪で告発した韓鶴子総裁に対する取材だけでなく、メディアでも報道されることがないよう完璧に防ぐことだ。

 

それには、想像を超える金額が必要となるだろう。この資金はすべて食口たちが負担することとなり、統一教会の権力者層は食口たちにより多くの献金を要求するだろう。残念な限りだ。

 

                                 崔鍾根

                       [統一教会不正腐敗追放監視委員会]続けて、チョン・ウォンジュ室長が解決すべき難題の2つ目、3つ目が何かについてお知らせする予定だ。

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