統一家、世界に向かって飛翔しろ。

統一家の混乱を克服する為統全的理解(6)- ②

-お母様を言及する理由-

 

<はじめに>

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人は自分のいる位置が善であるか悪であるかによって、善側か悪側かを決定しなければならない中間の位置にいます。また、善なる方向に行くのか?悪なる方向に行くのか?ということも第3者の力を借りて決定するものではなく、自らの判断によって決定すべきものです。責任分担を果たすことができず堕落した人間の子孫となった私達は、必ずこれを決定しなければならない重大な岐路にあることを知らなければなりません。

資料:み言選集29巻-333ページ 1970.3.14)

 では、どれが真であり、どれが偽りなのかは、どのようにして見分けることができるのでしょうか?その時は神様も偽りを教えては下さりません。神様がどれが真であるのかを教えて下さった後は、その反対に、偽りだと教えて下さらなければなりません。したがって、人間自ら分別しなければならないし、人間自ら決めなければならないし、人間自ら立てなければなりません。

資料:世界経典 564

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 私は、統一家の混乱の背後には、教権勢力に利用されているお母様がいらっしゃることを知っていた。私が恣意的に天一国の国恥日であると指称した束草3⋅8事件の時、現場にいらっしゃったお母様のみ言と、2010年に漢南洞公館で語られたみ言を通して、お母様が教権勢力に利用されていることがわかった。

 その時、お父様は地上にいらっしゃった。

 顯進様はお母様に対し誰よりも心配された。顯進様がお母様にお会いする為に精誠を尽くされ、また直接、お母様を訪ね、お母様がどれほど危険な立場におられるのかも十分に話されたことだろうと思う。その後、顯進様はお母様に、お父様のみ旨と摂理についての顯進様の率直な立場を書面で送られたことを知っている。

 私の考えでは、顯進様とお母様がお会いすることによって、摂理の問題を解決することは難しいのではないかと思う。顯進様とお母様がお会いになられる立場が違うからである。顯進様は摂理的な天情を中心としてお母様と会おうとされるが、お母様は人情を中心に顯進様を説得しようとされるからである。その為、難しいと思われる。

 2014年の後半から、私は、それまで顯進様の摂理路線を支持する指導者たちにお母様の当惑された立場を今は祝福家庭に露出させるべき時であるという私の意志を間接的に例えをもって表明したことがあった。その度に違うという言葉を聞いた。

 私は「統一家の混乱を克服する為の統全的理解」というテーマで文を書いているが、私の文に対し、心配される方も多くいる。もちろん批判的に。ここまで統一教会の内部事情を露出させなければならないのかという立場からである。

 文を書くことを中断しろというメッセージもたくさん貰った。しかし、コミュニケーションというものを無視した一方的な主張だったので無視した。

 

その後、私の文に対し、顯進様の摂理路線を支持する方々の中からも、心配する人が多いことが分かった。私に直接電話で意見を述べた方は二人だけであり、意見される方が誰なのかは分からなかったが、心配される立場に対し理解できる部分もあった。

 私の主張に対し、こちら側、あちら側を問わず、心配される点があることを確認した以上、私がなぜこの時期にこのような文を書くのかという立場を明らかにすることが道理であると思い、今回はそれに対する私の立場を明らかにしようと思う。

 私が「統一家の混乱を克服する為の統全的理解」という文を書くようになった過程は、簡単に決定したものではない。もちろん、私の主張に対する責任は私が持つべきだろう。私が決断して出発した起点は本文の<はじめに>にあるみ言を基準にした。誰かに相談され、指導され、指示されて書くべきものではなく、自分で決断し判断して行かなければならない道であることを知った。

 私が「統一家の混乱を克服する為の統全的理解」という文を書くようになった動機は、2012年9月17日、清心平和ワールドセンターにおける全世界統一教会指導者特別集会の時に語られた真のお母様のみ言と、2014年10月27日に天正宮で実施された真の父母様主管の世界指導者特別会議の際にお母様が語られたみ言である。

 お母様の二度にわたる全世界の統一教会指導者たちが集まった際における特別指示は、非常に危険なみ言である。これらの集会で語られたお母様のみ言の内容は、お父様のみ言の根幹を覆すみ言であり、父子協助時代を拒否するみ言であるからである。お父様は、父子協助時代は天理原則であり、今後も変わらない原則であることを明らかにされながら父子協助時代を開門されたことを統一家の人々は知っている。

 この原則を教権勢力は、お母様を前面に出して破壊しようとしているのである。当時の動画を見ると、世界の指導者たちは先を争って、手帳にお母様の歪曲されたみ言を記録するのに忙しかった。

 このような状況でお母様の威信を心配し沈黙を守る、その沈黙は正当ではない。

 お母様の位相に傷がつく批判的言及を自制しなければならないという主張は、教権勢力が今後もお母様の権威を利用してみ言の破壊を継続することを援助しなければならないと主張することと全く同じだからである。

 統一教会の教権勢力はお母様の位相と権威を最後まで利用するだろう。

 お母様が一方的に教権勢力の口となり、代弁者となるこの惨状を止める為には、教権勢力がお母様を利用してみ言を歪曲する状況がさらに継続されないようにすることである。

 その唯一の方法は、お父様のみ言の真実を明らかにすることにより、これ以上、教権勢力の立場を認め、支持され、お父様のみ言を歪曲されるお母様のみ言を統一家の人々が分別にすることにより、教権勢力の偽りの扇動に振り回されないようにするものである。

 そのような状況にならなければ、教権勢力は、み言の破壊戦略にお母様を利用することを止めないからである。

 

 

 

 

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