1.摂理意識のDNAはお父様を通して長子に引き継がれることが天理の法度である。

 神様からの縦的摂理意識の種(DNA)を保有するのは男性の絶対責任であり、この摂理意識の種(DNA)を男性から引き継ぎ、天意に合わせて育てるのは女性の絶対責任である。このような観点を男女の優劣の概念として理解することは非原理的である。

 神様の摂理は男性の責任も絶対的であるが、女性の責任も絶対的である。誰も代わることのできない絶対的な価値が付与された責任であるからである。このような観点から男性の価値と女性の価値は同じである。ただ役割が違うだけである。

 したがって、男性と女性の価値は優劣の概念ではなく、相互補完的な絶対的価値である。神様のみ旨を実現する為、男性は女性の前に絶対的であり、女性は男性の前に絶対的存在である。男性が男性になる為には必ずその前に女性が存在しなければならないというのが鉄則であり、前提条件となる。男性は女性なくして絶対に男性の価値と機能を実現することができないからである。このような理由から、女性は男性にとって唯一無二の幸福と平和の本宮そのものであると見なければならない。男性も同じである。
 

 2000年以降は父子協助時代である。

 父子協助時代はお母様が摂理を経綸される時代ではない。

父子協助時代は、縦的には神様とお父様の全権時代であり、横的にはお父様と長子が共に協助して摂理が経綸される時代である為である。この父子協助時代は縦的にアダムが完成した後、神様と人間が経綸される時代であり、横的にはお父様と長子が協助して摂理が経綸される創造本然の摂理時代である。

 神様のみ旨と心情を中心とした摂理意識のDNAは、お父様を通して長子に続くことが天理の法度である。これを否定することは天理の法度を否定するものである。父子協助時代におけるお母様の責任は、神様のみ旨と心情の縦的基準において一つになった摂理意識の種(DNA)をお父様から受け、天意に合わせて育てることである。
 

 父子協助時代にお母様自身の責任は二つあると考えられる。

 その一つは、お母様は母子協助の勝利的基盤の上で、神様のみ旨と心情を引き継がれたお父様に絶対服従されることにより、神様のみ旨と心情を受け継ぎ、神様と一体とならなければならない。二つ目は、神様のみ旨と心情を中心としてお母様と子女様が一つになるように育てられながら、長子がお母様に絶対服従し、子女たちは長子に絶対服従し、子女間において友愛の道理を固めなければならない。お母様はこのような子女たちを最終的にお父様に奉献されることにより、お母様の本然の責任を全うされることとなる。この責任を果たして初めてお母様は真の父母様の権威と位相と位置が確定されるのである。

 この責任を果たした家庭でこそ、その家庭に天運が共にあるのである。家庭の構成員全員がこの責任を遂行できない時は、それ相応の事情が発生することは必至である。お父様はこのような家庭の構成員が成すべき道理を原理的総観であると天命された。これに関するお父様のみ言葉を紹介する。

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原理的総観

 

お父様の命令にお母様が絶対服従し、お母様の命令に長子が絶対服従し、長子の命令に弟が絶対服従しなければならない。このようになるのです。そのような家庭にならなくては、神様に侍ることのできる家庭となることができないというのが原理的総観です。総観です。

 

資料:天聖経1398ページ み言選集283巻-56ページ.1997.4.8

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父子協助時代である2006年2月4日、世界の指導者たちの前でお父様がお母様に言及された3%の責任が残っていると懸念されたみ言は、これをもって語られたものである。この原理的総観の観点を統一家の祝福家庭は記憶してほしい。

 この視点を記憶してこそ統一家の混乱を立体的に理解することができるからである。このような観点が統一家の混乱を理解する鍵となる。家庭においてのこの原理的総観は誰も避けることができない。誰もという表現の中には祝福家庭も該当する。お父様も父子協助時代を迎えて、真の家庭を原理的総観の立場から真の家庭の構成員が真の家庭独自の摂理的責任分担を成すことを望まれた。

 真の家庭において顯進様を摂理的長子に立てられ、真の家庭の構成員が原理的総観の立場で責任を果たされることを望まれた。よってお父様は顯進様を1998年から統一家の摂理現場に投入、お父様と顯進様が共に統一家の摂理現場において神様の摂理が経綸されることにより、実質的な父子協助時代を開門された。

 当時、2000年前後にお父様が本格的な父子協助時代を開門される為、顯進様を摂理現場において責任を付与された事例を紹介する。

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1998.7.19:文顯進、世界平和統一家庭連合世界副会長就任

2000.2.15:世界指導者会議においてワールドカープ世界会長に任命。

2000.3.31:ワールドカープ世界会長就任

2000.4.8:継承と発展、世界巡回講演、9カ国20都市巡回

2001.1.13:真の父母様、神様王権即位式

2001.1.30:真の父母様、顯進様に40歳以下の指導者教育と人事権を移譲

2001.2.25:真の父母様、顯進様に48歳以下の指導者に対する権限を移譲

世界平和青年連合(yfwp)世界会長に就任

2001 6-12:Service For Peace(SFP)創設、世界巡回講演

2001.7.9-12:神様祖国定着大会、真の父母様が実行

2001.12.13:第4回世界頂上会議で顯進様夫妻が真の父母様に平和の王冠を奉呈

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