キヤノン、4年ぶり減益、1~3月営業5%減 デジカメ不振

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO80254100U4A420C2DTA000/#:~:text=キヤノンが24日発表,出荷が低調だった%E3%80%82


2024年Q1の売上高9885億円、営業利益800億円、純利益599億円の着地で、営業利益ベースで減益だった模様。特にデジカメ等のイメージング事業がやや伸び悩んだよう。


印刷機等のプリンティング事業と半導体製造装置のインダストリアル事業の営業利益は前年同期比4%、10%増。


一方イメージング事業の営業利益は62%、メディカル事業(コンピューター断層撮影装置を中心に)は19%減と主要4事業間での明暗がくっきりと別れました。


24年12月期通期の連結業績の見通しは据え置いており、売上高4兆3500億円、純利益3050億円の見込み。


【自分メモ】

  • メディカル事業は24年Q1は中国市場における病院関係者の贈収賄摘発等の反腐敗運動によるコンピューター断層撮影装置(CT)の売上が落ち込んだ事が前年同期比減収減益主要因とのことだが、記事内の別の記述で最大マーケットは北米との記載あり。加えて、CT装置と並ぶ主要製品はMRI装置とのこと。
  • イメージング事業は今後回復するそうだが、デジカメではなく監視カメラの回復に伴うものだそう。監視カメラ作ってるんだ。
  • インダストリアル事業は中国のEV需要拡大を捉えて伸びているとのこと。同社の半導体製造装置はEVのパワー半導体向けが中心だということは初耳というか知らなかった。