三菱商事、稼ぐ力改善 日本KFC全株売却へ 海外マネー流入に期待→


1970年から三菱商事が資本参画していたKFCの保有持分を売却するそうです。


頭打ちの国内マーケットでビジネスを展開するKFCを抱える商事の食品産業グループのROAは3%、ローソンを抱えるコンシューマー産業グループは0.6%と、同社全体の5%を下回る為、直近のローソンの持分売却と併せてキャピタルリサイクルをダイナミックに行っています。


KFCは24年3月期の連結決算(予想)が売上高1,100億円、純利益38億円を見込んでいるそうですが、売却に踏み切れるのは、しっかりと社内で次のポートフォリオのあたりや目星がついているからなのでしょう。


さすが三菱商事といったところでしょうか。