こどもたち、
生徒さんたちの反応に
感動します。


話すわたしの
言葉以上を聴こうとしてくれる時、


わたしの中にある
今までわたしが培ってきたものが、
いえ、
それ以上の何かが
流れていきます。

わたしは
流しだす管のようになり、
音楽が制限なく
わたしを通して
生徒さんに流れ、
触れていくのを感じます。




即興弾きを習う生徒さんは
「詩を書いている」
と、
3つの詩を見せてくれました。


詩の言葉の中に
深淵なる宇宙が
広がっていました。

息を飲んでいると、

生徒さんは
しずかにその傍、

詩とリンクする
家で探し作ってきた即興を
弾きはじめました。



魂が震えました。





チェルニーやバッハ
ショパンのワルツを弾く
生徒さん。



今弾いているフレーズは
どこに向かうのか。

目的地を伝え、

「そこに一気に向かってごらん」

そう伝えると、

音に自分自身の全てが集まり
全身全霊で向かう。


「音」
が、
「いのち のほとばしり」
となる瞬間でした。





そうです。

「音」は
「いのちの ほとばしり」
です。


身体に満ちている
いのちの喜びを
余すところなく、
鍵盤を通して
「いのち言葉」へ
一気に表せたら
どんなに しあわせでしょう。


生徒さんたちが
いのち言葉を紡げるように、
尽くしたい・・。

そう思わされ続ける日々です。