なんて  いうこと  でしょう。







わたしの中に
悲しみがあったのか。







プーランクの
即興曲15が
耳から離れない。


弾くごとに
こころが  
えぐられる。


そして、
渇いていた わたしの  どこかに

音が染み込み

潤ってゆくのです。




なんという
慰めでしょう。



 弾く。

そして  また  弾く。

だめだ。

美しすぎて、
わたしは壊れてしまう。

なんという愛でしょう。






(産まれて3ヶ月の時のプティ。)

脈絡なく、
あげてしまいました。(笑)




こんなに 
美しい調べを産み出す
プーランクとは
何者でしょう。





ふと、
詩を思い出しました。


〜わたしは  
   あなたの指のわざなる天を見、
   あなたが 設けられた 
   月と星とを見て 
   思います。

   人は何者なので
   これを御心にとめられるのですか。

   人の子は何者なので、
   これを顧みられるのですか。

   ただ少しく人を神より低く造って
   栄えと誉れをこうむらせ、
   これを御手のわざを治めさせ、
   よろずの物を
   その足の下に置かれました。

   主よ、われらの主よ
   あなたの名は地にあまねく
   いかに尊いことでしょう。

   「旧約聖書  詩篇8篇」



 

 
悲しみは
音と響きあい
なぐさめられ、

ほほえむ 者と なる。