清々しい朝。



日ごとに新しい。

新しい息吹
日ごとに  与えられる。





森で深呼吸をした。



体験レッスンの方も、

久しぶりの生徒さんも、

毎週の  生徒さんをも、


「ようこそ、いらっしゃいましたね。
   ようこそ、ようこそ!」。




みな、日常を
一生懸命に過ごしておられる。






「どんな自分でも
ありのままで いていい。」

感じてもらえる空間と
そう感じてもらえる者でありたい。






ありのままの想いが
指を通して鍵盤に乗っかり
音として表すことができたら!






小さな子も、
自分のすべてを出し切って
表現しようとしている。



小さな手。
可能性を秘めた
小さな手。



宇宙大に広がる
想像力に満ちた感性。



鍵盤と指とが
深く一致できるようになるために
探していたグッズ!

大人の生徒さんが
売っている場所を探して当てて
教えてくださった!








低反発マットレスのような
指の重さを
じっくりかけることのできる
パン🍞。

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グッと 沈ませれば
思いと共に 
呼吸が深く指に乗る。

パンを  グッと握りしめる。
パンは、いのちの糧。
パンを 音に見立て、
身体の神経を指に集めて
握る。

その後で、
実際の鍵盤を指で押さえていく。

すると、
まるで音は
いのちの息吹を鍵盤に注入するように
響き方が変わってくる。




ご本人も
わあ!かわった!

と わかる。

なぜ  かわったのか。

毎回、レッスンで やっていく中で
体験が彼女に教えていくだろう。






私は
昨日からプーランクの前奏曲15番も
始めた。

最近、この曲が  耳から離れない。

一昨日、楽譜を購入し
昨日は貪るように譜読みした。

私は1度に沢山は読まない。

昨日も1ページのみ。

その1ページを
30回以上弾いた。


生徒さんにも いつも言っている

100本ノック  を
自らもする。

100回弾けば、
弾くこと自体が 
音の願いを直接  知らせてくれる。

本当はもっともっと先を見たい。 
読みたい。

でも、我慢して
少しを深め、深め、
明日への期待を残すのだ。


明日もきっと
新しい響きに出逢える。


写真は5年前の
夕暮れはじめの庭だ。

この光の差し加減が
本当に好きだ。

音のない  静けさの中に、
こころの深みから
妙なる調べが聴こえてくるような
そんな  やすらぎを感じる。

今日も
新しい1日が始まった。

こころ穏やかに、
部屋を静けさと  やさしさで整え、
生徒さんを迎えよう。

「ようこそ!ようこそ!
   よくいらっしゃいました!」

と。

今日もお元気で!


さいたま市