レッスンはクーラーをつけていました。
お昼休みには、
クリスマスコンサートに向けての
お話をしたい、と
楽器の生徒さん
(アンサンブルを楽しむレッスン)
が訪れ、花が咲きました。
彼女曰く、
妄想(笑)が膨らみに膨らんでいて
話したくてたまらなかったそうです(๑˃̵ᴗ˂̵)
学生時代に本格的に吹いていた
トロンボーンを
クリスマスコンサートで吹きたい。
ぜひ、
ジョイントを先生にして頂きたい、と。
はい!
もちろん!
もちろん よいですとも❣️
輝いていく演奏に伴走することの
よろこび!
✨✨✨
輝いてちょうだい!
素晴らしい演奏をしてちょうだい!
どれだけでも伴奏するよ!
伴走者になるよ!
ひとは成長する。
私も先生としての器が育まれていく。
なんと嬉しいことでしょう!
木曜日
お昼前にラインがありました。
メロディー譜に
即興伴奏づけをするレッスンを受けたい、と
はじめられて1年の生徒さんでした。
「この曲を皆で歌いたいのですが、
CDしかないので
耳コピーして楽譜に書いてみました。
あっているか見てくださいませんか?」と。
ラインには
手書き楽譜の写真がありました。
即!
スマホ画面を指で引き伸ばし
丁寧に見ていきました。
ほんの少し
拍が足りなかったり、
リズムが合わなかったりなど
修正が必要でしたが、
音はすべて音源通りでした❣️
しかもコードまで入っていました。
ここまで こられたか!
と
感動です(๑˃̵ᴗ˂̵)
昨日、
その楽譜を
綺麗に改めて清書され、
そのホヤホヤ楽譜をもって
レッスンにいらっしゃいました。
上の動画は、その歌を
彼女が即興伴奏をし、
彼女と私で歌ったもの。
メロディーの背後に浮かぶ和声を
イメージして紡ぎ、
瞬間瞬間
即興で伴奏する姿に
成長を感じて感動しました。
私を超えてほしい!
音からインスピレーションを受け、
独自の響きを
独自のスタイルで紡ぎ出していってほしい。
そんな祈りにみたされました。
はじめて 数ヶ月のおチビちゃん。
ピアノがうれしくて うれしくて、
テンションは高すぎるくらい高いけれど
嬉しすぎて(笑)
なかなか 持続して
弾きこむことができずにいました。
しかし、丁寧にレッスンで
弾きこむ訓練を積む中で
家でも できるようになったのです。
スラスラ弾いて聴かせてくれました。
すごい。
集中して ひとり
鍵盤と楽譜に向き合う姿の
神々しいこと。
おおげさでしょうか。
いいえ。
私は
毎日 毎日、
このように生徒さんの成長が
嬉しくてならない。
感動してたまらない。
たとえ
成長を感じることがない時でも
尊く感じるのです。
なぜなら、
今、その生徒さんは
忍耐期かもしれない。
ピアノ以外でも、
学校で、
社会で
踏ん張っているのかもしれない。
または、
悩みがあるのかもしれない。
それなのに
レッスンに来て
音に向き合っている。
その生徒さんに
音の愛が今 触れていると思うと
嬉しくなるのです。
成長も嬉しいですが、
なによりも嬉しいのは、
生徒さんの存在そのものが
あたためられ 強められている事実。
生きるいのちの力が満ちていることほど
美しいことはありません。
私たちは、
生まれた時から
天に召されるまで、
ひとり残らず
存在が愛され、
存在が喜ばれている、
と私は信じています。
その真実を自分で知り、
うけいれていくときに、
存在は輝きはじめ、
次第に
関わるひとや、もの の存在をも
喜ぶものとされていく、
と信じています。
私はそのことを
音楽から、
また日々のレッスンから
教えられているのです。
存在は美しい!
その真実を知るべく、
音を愛せよ!
自らの存在を愛せよ!
そして
生徒さんを
愛せよ!愛せよ!と。
さいたま市ピアノ教室