いかがお過ごしですか。

今日、訪れてくださり、
ありがとうございます。

さいたま市『しずけさの中で音だけに向き合ってみませんか?』
まえだやえこピアノ教室の
前田弥生子です。



お読みくださっている  みなさまの中には、


こどもの頃、ピアノを習っておられた方・・
おこさまにピアノを習わせられている方・・


また、習わせたいと思われている方・・

習いたいと思われている方・・

音楽を専門に学ばれている方・・
音大生・・


また楽器を教えておられる先生方・・


様々いらっしゃると存じます。



どなた様も、
このブログを通して出逢えて、
本当に嬉しいです。
ともにわかちあって頂けることを・・



心から感謝しています。






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今日は
わたしの青春時代からの愛読書から、

音の世界の豊かさを表していることば  を 
 そっとお贈りさせてくださいね。



ロマンロラン『ジャンクリストフ』(新潮文庫全4冊)
からです。

指揮者クリストフの少年時代に
彼の素朴なおじさんが、
音楽の真理をがそっと伝える美しいシーンの後に
著者が語ります。



・・・音楽的な心にとっては、すべてが音楽である。・・・



ふるえ、


ざわめき、


鼓動するすべてのもの。


陽の照り輝く夏の日、


風のそよぐ夜、


流れる光、


星のまたたき、


嵐、


小鳥のさえずり、


虫の羽音、


木のふるえ


なつかしい、あるいは  いやな声、


家庭の聞き慣れた物音、


扉のきしみ、


夜の沈黙の中に聞こえる血管をふくらます血液の音、


およそ存在するものはすべて音楽である。


問題は、ただ、それを聞きとるということである。


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高校3年生からの
今年も開き始めた愛読本のひとつです。



音楽は日常にあるのだと
気づかせられませんか。



響きは  いつも伴ってくれていると、
想像したくなりませんか。



そして、辛いことや疲れも生きている美しい1ページなのだと。

そのすべてが私を育む宝ものなのだと。




みなさま、お幸せであってください。

感謝をこめて。

ピアノ即興に宜しければ耳を傾けてみてください。