本日はどこに向かったらよいだろう・・・

適当に道具を積んで車に出す。

 

さしあたり宮城の海沿いを上がり、気仙沼方面へ移動している。

やがて気仙沼から岩手への県境を越えるようになる。

 

途中、こちら方面で何ヵ所か覚えのある場所を見て回るがどこもパッとせず・・・。

しばらくアテもなくブラつくようにドライブするが、今日も夕刻前にはどこかに落ち着きたいね。

 

岩手・陸前高田~大船渡あたりに来たところで、行先を決める。

あれこれ思案の挙句、この先もっと北上して行くにも時間的に遅くなるし、内陸方面の種山高原のほうがここからは近い。

 

順調に進んで夕刻にはだいぶ早い頃合いで、種山高原星座の星キャンプ場へと到着。

 

 

管理棟へ着く手前にフリーキャンプ場がある。

覗くと今日はだいぶ混んでいる。

 

この混み合いならば普通なら避けるが、時間的にこれ以上の探索するのは無理で、今日はもうここにするしかない、管理棟にて受付、¥500。

今日は混んでいるので、入場が断られるのを心配したが問題なかった。

 

フリーサイトに戻り場所を決めるが、木陰の涼しげな状況の良い所は既に埋まっており場所が無い。

奥のほうへ入り込み、なんとか小さな空地へ入る。

 

 

丁度一年前の5月に、ここに来ている。

それを思い出し、面白いのでその時と同様にタープ泊とする。

 

 

他のテントとは程よく離れているが、近くのお隣さんへは挨拶がてら了解を得て場所を決める。

 


今日は暑いね、汗ダラです。

まだ日射しが強く、その日が傾いて暑さが弱まるのを待つ。

 

幸いに全然虫が飛んでない・・・

蚊、ブユ、アブなど不快な虫が居ない状況で、とても快適。

 

 

早速冷たい酎ハイをあおる・・・

 

 

 

 

狼煙で焚き火・・・暑さ×2

 

 

ようやく日が傾いて、こちらにも木陰が伸びてきて涼しい。

 

 

今日は雲一つなく大快晴・・・

夜は放射冷却、確定。

 

 

 

灯油ランタンを燈す、今日はジンク。

 

 

 

ここ種山高原は標高約8~900mほどの高地、昼夜での寒暖差が大きい。

夏の避暑地としても良いエリアです。

 

 

 

次第に涼しくなり、やがて肌寒くすらある。

焚き火がイイ・・・

 

 

野営酒を酌んで、まどろみつつ過ごす晩です。

宵の口頃には向こうのグループの歓声も上がってましたが、更けるにつれ場内は全く静か、静寂を過ごしてます。

 

小虫に邪魔されず、夜露もなく乾いていて、快晴の夜空には輝く月と星々・・・

最高な晩ですよ・・・

 

 

 

シェルタ奥に敷いたシュラフに入り、焚き火を眺めつつ晩酌。

心地いいね・・・

 

火が治まったのを見て寝入る。

 

 

 

 

快適に寝れました。

やがて起床・・・

 

今朝も好天、朝露もなく濡れずにいます。

 

 

周囲の赤いツツジが彩を添えてます。

 

 

 

しばらくすると日も上がってきて、また暑さがやってくる。

頃合いでここを〆る・・・

 

今回、どうなることかと思いましたが心地良い野営だった。

 

しかし、まだ5月でもこの暑さ、この先の夏が思いやられるなぁ・・・

どうなるんだろ?!

 

暑いのは嫌だなぁ・・・

夏季のキャンプは、やはりこうした高原の避暑地のような涼しいエリアが良いんだろうな・・・

 

 

 

 

本館はこちら↓

野営紀行in東北 YaeiBito 温泉とど (dti.ne.jp)