今朝は岩手・盛岡、岩洞湖のピクニック広場でした。
本日は帰宅の予定だった・・・
昨日来、この白樺林に囲まれてとても善き情景のもと独り過ごしてました・・・
最高の情景ですね・・・
撤収の後、盛岡市内まで下りて主要国道なりで南下すれば宮城への帰路となるんです。
がしかし、このまますんなり帰るのが物足りない(あ、始まったな?)・・・
どこかブラつきたい気分がふつふつと湧き上がる(持病の発症だわ、凹)
このまま帰らずにどこかに行くぞ、と決める。
もうね、簡単に考えが変わるんですよ・・・嗚呼、人間だもの(笑
そうと決めればどこに行こうか?
一気に青森まで駆け上がって大間?津軽?
いやいや、そこまで遠くに行くとすぐには帰れなくなってしまうぜよ(凹
結局R46へと乗り入れて西へと、秋田方面に向いて走っているのでした。
R46は険しい山岳地を長いトンネルで抜ける岩手-秋田の主要国道。
やがて県境を越えると秋田側・田沢湖へと下りる。
そういえば、田沢湖湖畔沿いに野営地があって、ふと懐かしくなる。
その野営地は「石倉沢キャンプ場」という。
昔は何度か通っていて、その野営地的な佇まいがお好みで真冬の厳冬期でさえも雪中野営など楽しんでいたものだ・・・
ちゃんと看板表示もあって、未だ存在しているのは嬉しいね。
それに今日はとてもいい感じの場内状況、善き野営地の風情です。
水場ではちゃんと水も出る。
おお!良いね!!
もう今日は久しぶりのここで泊ろうか!
あれ?
ここにあった旧式のトイレが、今は無くなってるのか・・・
まぁ、こんなオッサン独り、トイレが無くても野営自体どうにでもなるんだけれどもね・・・
隣の県民の森のトイレを利用するにしても近くはないし、そもそも呑んだら車で行けない。
登山の山中の野外用足しではないし、こうしてwebに載せるにはなぁ・・・
この先、このごく小さな野営地はどうなるんだろうか?
廃止されるのか?、はたまたトイレの新設でリニューアルされるのか?、非常に興味深いことであります。
なんにせよ、まだ看板を下ろしてはいない野営場ではある・・・
さて秋田ですよ。
秋田は好きですね、好みの野営地も多くあります。
今日の野営地はどうする・・・?
日本海側まで行っちゃうか?三崎公園だとか飛の崩れだとか?
そんなこんなで進みつつ、途中でそろそろ頃合いで本日の野営地を決めねばならないタイミングだ。
今いる場所からは、法体(ほったい)園地が近い。
そこに向かおう・・・
向かう途中では、残雪の鳥海山の絶景がドーンと望める。
素晴らしい絶景だねぇ。
法体(ほったい)園地へ到着、広場隣の駐車場が満杯でしたが端に置き、すでに居られるサイトの視界の先にならないよう、向こう奥の空いてるほうで場所を決める。
そこからの目先のほうにはテント・キャンパーなど余人なく心地良い、向こうには緑に映える赤い橋が望める。
この野営地は、予約・受付不要、無料、出入り自由。
こういうのが好いのよ・・・こういう自由な野営地こそ最高なのよ。
東北地方のこうした野営地は、都会周辺の無料キャンプ場のように難民キャンプのごとくの無法地帯化しておらず、まだ長閑な状況なのが救いだ。
いつまでもこうであってほしい。
やや風が強く、時たまババッと幕体が煽られる。
その合間には、やはり季節柄でブユ(ブヨ)が大量にたかってきて難儀する。
せっかちなオッサンは、まだ夕刻前だというのにもう灯油ランタンに灯を燈してる。
そして狼煙上げ~焚き火へと・・・
今日も、この素晴らしい野営地の情景を愉しんでいる。
酒のつまみに持参したのを思い出して、そのじゃがいもを茹でる。
夕暮れ・・・
依然として焚き火が嬉しい。
気温急降下で吐く息白くなるほど、来た時の暖かさが嘘のようで寒暖が大きいね。
反面、煩いブユが退いてくれて良き状況。
滝見物に居た人たちも引き上げ、もういなくなった。
更に善き雰囲気・情景に浸り、じんわりと野営情景を味わってます・・・
日が暮れると、西の空には弓月が輝く・・・
その後は、夜空には北斗七星のほか満天の星空が広がった。
しばらくその星空を見上げていて、首が痛くなってましたよ^^)
今夜も素晴らしき善き晩だ・・・
意外に構えたほどは冷え込まなかった朝です。
結露もなく、静かで良い雰囲気。
赤い橋の奥のほう、名勝・法体の滝・・・
近づくと迫力ある水音が響く。
トイレも炊事棟も依然変わりなく利用可。
ちなみにトイレは階段上の駐車場側にも、もう一つある。
このトイレ棟の上のほうには小屋があってWI-FIのAPがあるようですが、電波は弱すぎてそこの近くでないと安定しない。
携帯の4Gもかなり不安定で、ほぼ繋がらないと思ったほうが良い。
目線の先を塞さがれることもなく、開放的な風景がとてもよかった。
やはり、この野営地は良き情景を漂わす場所だな・・・
さて、そろそろ頃合いで撤収する。
名残惜しんだなぁ・・・
この場所にも既に20年ほど来ている、昔はほとんどキャンパーはいなかったが今ではかなり人気のキャンプ場だ。
今年も折に触れ、何度か訪問するようにしたいと思います・・・
本館はこちら↓
野営紀行in東北 YaeiBito 温泉とど (dti.ne.jp)