このところの荒れた天気の隙を突いて遠方にてキャンプした後の帰路で、そのまま帰るのでは勿体ないので、馴染みの野営地へ寄った。

 

福島・いわき市の山深いエリア、夏井川渓谷にある無料キャンプ広場だ。

長い渓谷沿いは景勝地で、いまは紅葉の観光でいつもよりはるかに人や車が多かった。

 

 

この日のキャンプ広場は空いていて、枯れた晩秋の空気感。

炊事棟・トイレも通常通り利用可。

 

 

依然として酷使され劣化した古幕、こんなのを使っていると寂びた古参キャンパー臭が漂っているに違いない(凹

ま、実際そうなんだから誤魔化し様がない(汗

 

 

無風で心地良く、焚き火もイイ感じに煙を上げる。

 

 

早々に呑む・・・

昨日貰った秋田由利本荘の銘酒・雪の茅舎(ぼうしゃ)、冷たさを取るくらいに温める。

 

 

日が暮れてランタン#214ケロを灯す。

快晴の夜空に月が明るい。

 

 

深々と冷え込むが、無風で焚き火の暖かさがイイ。

 

 

焚き火が終わってテントを締めると、中は極暖となり防寒着を脱ぐ。

野営酒を楽しんで夜が更け、頃合いで寝る。

 

静かで名残惜しい夜だ・・・

 

 

朝露で周囲が濡れた感じ。

吐く息白く寒い。

 

 

日が上がってきて当たると暖かさが増してくる。

しばらく過ごしていますが、次第に風が強く吹くようになってくる。

 

 

強い風に追われるように、早めですが一式をたたむ。

 

夏井川渓谷キャンプ場は、通年で無人開放された予約・申請不要の使い勝手の良い無料キャンプ場。

冬季に行ける無料キャンプ場は希少で、このような利用勝手の良い場所は貴重。

非常にありがたい場所の一つです。

 

 

 

 

本館はこちら↓

野営紀行in東北 YaeiBito 温泉とど (dti.ne.jp)