秋の好天の日・・・

先日は福島方面であったので、今回は北方の岩手へ。

 

岩手・盛岡の岩洞湖の白樺林の野営地のほうは、もうすでに今季終了。

それでは、とその先にある姫神山一本杉園地のキャンプ場を目指すつもりでいたんです。

一本杉園地キャンプ場は無料キャンプ場、出入り自由で炊事場もトイレも通年開いている。

管理棟もなく無人開放された無料キャンプ場は、わたしの”メイン・ジャンル”そのものです(笑

 

ところが朝イチで急用発生、出立が遅くなった・・・

とてもそこまで辿り着けない。

 

途中、岩手・一関が距離的にちょうど良さげとなり、石蔵山の野営地に向かう。

 

 

 

川崎町で大船渡線の踏切を渡ると、石蔵山への取り付き道へ入る。

細い登り道を、落ち葉を踏みながら慎重に車を進める。

 

 

いつもの下段側草地へ車を入れる。

誰も居ないので、ここで決まりだ。

 

 

眼下に市街地の夜景を、正面向こうには栗駒の山々をと、眺望がすばらしい一角なのだ。

好天で無風、西日が強くて暑い・・・

 

 

なぜかいつものスーパーには、青森・二戸の地酒作田(さくた)を置いているのだ。

数年前の青森大間崎・テント広場脇の簡素な居酒屋で飲んで以来、お好みの地酒なんである ↓

↑大間のマグロに二戸の地酒・作田だった。

あまりに美味くて大コップで2杯呑んだ・・・

イイ思い出になってる^^)

 

 

さて、ランドマークのような自然巨岩、それを囲む生垣が紅葉して綺麗だ。

 

 

もう夕陽か・・・

綺麗だ。

 

狼煙も上げる・・・

 

 

先日はアルコールを忘れて苦労したが、今回はちゃんと持ってきた(笑

手間無くスムーズにランタンを灯す。

 

 

夕陽が落ちると、眼下には市街地の明かりが浮かんでくる・・・

素晴らしい情景だ。

 

 

先日同様、ストーブ稼働。

灯油で稼働するセッティングで、その灯油自体も高騰で既に¥100/Lを越える。

まぁ白ガスに比べたらまだまだ燃費は軽い。

 

 

風もなく寒くない晩なので、このくらいでも充分すぎるほど暖かい。

 

 

腰を据えながら、目線の先には焚き火と向こうの市街地の夜景・・・

その情景を眺めながら、野営酒を手繰る。

 

至福、極まる・・・

 

 

こじんまりした夜景ではありますが、抒情をも感じさせる善い夜景の情景だ。

素晴らしい野営情景・・・

 

 

背後の東のほうに明るい月が上がってきていました・・・

月光に照らされて周囲が仄明るい。

 

寝るのが惜しい、まさにそんな晩です・・・

 

 

翌朝・・・

眼下一面の雲海模様です!

 

 

昔、この野営地を「天空の野営地」と名付けて愛称にして仲間らに紹介したものだ。

この風景は、まさにその「天空の野営地」たる情景を醸している。

 

 

日が上がってきても、依然として雲海が濃く漂っており退いていない。

やがて、向こう正面に栗駒の山々のシルエットが雲海に浮かんでいる。

 

まさに絶景だ!

素晴らしすぎる・・・!

 

 

雲海の情景が残る中、後ろ髪引かれる想いで撤収。

素晴らしい野営だった・・・

 

もう大概のキャンプ場は今季は終了するが、ここは雪が積もって途中チェーンが掛かるまでは来ることができる。

今年は全然寒さがやってこないので、だいぶ遅くまでは来られるんではなかろうか・・・

 

 

 

 

本館はこちら↓

野営紀行in東北 YaeiBito 温泉とど (dti.ne.jp)