キャンプで使っているシングルバーナー(ストーブ)のお話です・・・

 

液燃→つまり液体燃料で白ガス(ホワイトガソリン)だとか赤ガス(車用ガソリン)、ケロシン(灯油)などのこと。

 

分離型→つまり鍋などを置くバーナー部と燃料タンクが離れていてホースで接続しているタイプね。

 

このタイプのバーナー、アタシが持っているのは3セットあります。

どれもかなり古いブツですが、プレミアがつくような珍しいものではないです^^)

 

 

一つめ、まずはコレ・・・

 

Primus EX-MFS エクスカイザー

液体燃料専用で、その後はガス缶にも装着できるようになる以前の古いモデル。

ガソリンよりも灯油でよく使ってました、灯油は@98/Lで燃費良き。

ちなみに白ガスは@1,000/L~くらい。

 

このストーブは、今のキャンプブーム以前のキャンプ場に人が居なくて閑散とした状況の時によく使いました。

なぜならば、燃焼音が豪快(→煩い)だからなんです^^)

 

よく知られた轟音系バーナーのMSR・ドラゴンフライに匹敵する音です、山奥でのクマ除けにも有効でしたよ(笑

そんなワケで、今現在ですとそんな閑散とした貸し切りキャンプ場の状況は無いので、この轟音は隣人に迷惑なので残念ながらなかなか稼働できないんです・・・

この轟音が好きだ、という人も居ますけどね・・・

 

 

次、二つめは・・・

 

Primus P-GR-MF グラビティ

これは先のエクスカイザーと対極、静音バーナーでかなり静か。

炎が広く立つので大きめの鍋でも炎のあたりが良い。

 

低背でかなり高さが低く薄く軽い。

風には無防備なので周囲を囲って風除けしないと、湯沸かしの効率が良くない。

 

 

これも灯油で使うことが多くて、特にヒーターアタッチメントを乗せて暖房器具で活用。

白ガスでも灯油でも、無風状態でないと不安定で特に灯油の時は尚更で使うにコツがいる。

 

 

最後、三つめ・・・

 

MSR ウィスパーライト・インターナショナル

数年前に、知り合いが持っていたもので、不調で使わなくなって放っていたのを譲り受けた。

 

これは超有名な逸品、名前の通り静音バーナーでかなり静かで周囲を気にすることがない。

燃料は白ガス、赤ガス、灯油が使える。

 

インターナショナルの現行品はモデルチェンジにて足とゴトクの形が変更で軽量化されたが、それ以前の前期型とガソリン専用のはこのワイヤー風の造り。

この形がイイんだよね・・・

そのモデルチェンジ以前のなかでも、この現品はたぶん初期型の古いものだと思います・・・

 

もらった当時は使いっぱなしのほったらかしの煤まみれでかなり汚かったが、その後全分解・オーバーホールして磨いてみると、結構綺麗になってました。

不調の原因は、JETの緩みとそれに伴う煤の固着だったように思います。

 

前述のプリムスのグラビティーを灯油で使って間に合っていたので、このストーブのことは忘却状態(汗

今年は持ち出してみようと思ってます。

 

 

そんなこんなで昨日、久し振りに出してみました、いやー結構綺麗にしてたんだなぁ~

ほぼ新品じゃん?(笑

 

 

メンテナンス用の付属品は、未使用で無欠品。

JETもガソリン用/灯油用と2個。

 

ただ、JETの交換はかなり面倒、ほぼ全分解的な作業。

気軽にはガソリン⇔灯油への切り替えは不可能・・・

 

 

ポンプは従来品でなくモデルチェンジ後のポンプ。

従来のポンプは調節ノブ付近が割れて燃料漏れしたために交換した、とその知り合いは言ってました。

 

改めてみてみると、ホント、綺麗に磨いて置いてたんだなぁ・・・

なんだか灯油で使って煤けさせるのに忍びないような気がしてきたよ(笑

 

道具は使ってナンボですからね、飾って置くもんでないです。

今年こそはキャンプに同伴させて活用しようかな・・・

 

 

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