冬なので、何年も昔の雪中野営の思い出語りです・・・m( _ _ )m
車を離れ、ザック一つを背負って林の奥に入って行きます。
当然、当時はこんな真冬で豪雪の場所には誰もキャンプなどしてません。
固く締まった雪の上に、新しく積もった雪が約10cmほど乗ってます。
その下の雪積は結構深いです。
チョッと掘っても地面には届かない、どんだけ積もってんだ?
林の奥深くに場所を決めて、スノーシューを履いた足で約4m四方の升を切る。
サラサラの雪にも効いてくれそうなU字ペグ。
雪で濡らして刺し入れて凍って固まるのを待つが、サラサラ粉雪でなかなか固まらないのよ。
これは”雪中野営あるある”(笑。
幕体はゴアテックスのシングルウォール、当時でも極古品だったエスパース。
自立型のシンプル構造のテントだから、こうして楽に建つ。
一式設置できました・・・
雪中野営は荷が少なくて簡便なのが良き。
天気が荒れれば、サクッと立ち去れる。
その身軽な状態が安心感です。
気温はすでに氷点下、雪はサラサラで金属に触れると凍ってヒタヒタとひっ付く。
日が暮れて雪もチラつく、周囲に灯りは一切なく好状況。
物音も一切せずに静寂そのもの・・・
この素晴らしき情景にどっぷり浸る・・・
氷点下の寒さを楽しむ。
周囲一面は雪模様・・・
足元の小さな明かりが届く狭い範囲の眺め・・・
その情景の雪見酒が美味い!
夜も更けゆく、そして深々と冷え込む・・・
昨晩も雪が降って、また積もった。
サラサラで軽く気持ちのイイ乾いた雪質。
一転して荒れ模様。
雪煙で周囲がホワイトアウト状態。
名残惜しい気持ちで撤収・・・
何事もなかったように去りたいけれど、雪の跡が残っちゃうのはどうしようもないね^^)
本館はこちら・・・
野営紀行in東北 YaeiBito 温泉とど (dti.ne.jp)